(過去記事_2015/5)フィリピン調査報告_全般報告

去る4月22日から24日の2泊3日にて、フィリピン不動産調査に行ってきました。
現地フィリピンは4月から5月が夏(常夏ではありますが)で、日中は35度を超えることから外出している人は非常にまばらでした。一方でエアコンの効いたショッピングモールは中で涼んでいる人でにぎわっています。大規模マンション開発地には必ずと言って良い程ショッピングモールが付いている理由の一つであることがわかりました。

さてショッピングモールですが、平日の午後にも関わらずマカティ・ボニファシオ・オルティガスのモールは人が多いです。当然、若い人だらけであり消費が購買意欲が非常に高いように思えます。フィリピンのGDP構成割合の内、70%を個人消費が占めている(日本は60%程度)と言われていますので、これを実感できるのがまさにショッピングモールという感じです。DSC01963_convert_20150427151133

どのモールも入っているお店はほとんど同じで、新鮮味は無いのが残念です(日本も同じですね)。なお、地理的に近い点・米が主食であること、ヌードルを食べるという食文化の近さから、日本のチェーンレストランが多く出店しています。ワタミ、ペッパーランチ、富士そば、ラーメン店が多いです。値段はローカルのお店と比べるとやや高めな水準となっています。コンビニはセブンイレブン・ファミリーマート・ミニストップと勢揃いといった感じです。また洋服屋ではユニクロ・無印良品があります。
またスーパーマーケットには、日本から輸入された食料品が売っていますが値段は日本価格の3倍くらいと安くは無いですが、そもそも日本食が気軽に手に入る環境は良いなぁと感じました。

ところで、フィリピンの交通事情ですがお世辞にも良いとは言えないことを改めて実感しました。
始めに、電車を初めて利用してみました。フィリピンの電車網は発達しておらず、2路線しかありません。利用した時間は平日の午後2時ごろでした。
まず、切符売り場に向かい目的地の駅名を告げ、運賃を支払うと磁気カードを渡されます。運賃は15ペソから20ペソ(50円)程度なので庶民の足となっています。
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これを改札口に通して構内に入場するのですが、この混雑ぶりで入場までに15分程度待ちました。待っている間、熱風と人が密集している暑さで汗が止まりませんでした。
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ようやく中に入った後、今度は電車を待ちます。およそ10分後に電車が来たのですが、乗り切れない人もいるほどの混雑です。また車内で汗をかきました。
これが日中の時間帯なので、ラッシュアワーはひどいことになっているのは想像に難くないかと思われます。

次に道路事情ですが、悪名高い噂通りです。朝・夕のラッシュアワーはほとんど動かないので、利用しませんでした、できませんでしたというほうが正しいかと思います。
マカティからボニファシオに向かう交差点の動画を撮影しました。時間は平日の午後5時です。赤信号でおとなしくしていた車・バスが青になると雄叫びを挙げて我先に進もうとしますので、その雄姿をご覧ください。

その1の先の交差点の様子です。歩行者は信号を守りません。信号厳守の日本人には慣れるまで時間を要します。手前の緑はプール付きの高級戸建て住宅街(Village)があり、背後にはボニファシオの高層ビル群が見えます。

どのタクシースタンドも長蛇の列で30分程度乗車までに待つ必要があることを付け加えておきます。なおタクシーが捉まらないというのが日本の感覚から言うと違和感を感じでいたのですが、料金が割安であることが徐々にわかってきました。下記はタクシー料金の例です。
・15分程度の走行:100~150ペソ(マカティ→ボニファシオ)
・30分程度の走行:300~400ペソ(空港→マカティ) *ぼったくりとの楽しい会話が必要となります!
一方、食事等に関しては
・スターバックスのトールラテ:115ペソ
・ジョリービーのセット:100ペソ
・フードコートの食事:100~150ペソ
という感じで、タクシーが割安に快適かつ安全に移動できることから利用者がとてもに多いです。

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