マカティ 市役所調査

今回初めてマカティ市役所に行ってみましたのでその際の体験談を記載したいと思います。

というのは、土地+建物の購入を検討されているお客様に、当該土地において再開発した場合にどの程度の大きさの建物を新たに建てることが出来るかという容積率を確認したく、市役所に向かいました。

なお、マカティ市役所はセンチュリーシティが建つ地域の後ろ側にあり、徒歩5分程度です。
訪問時間は午後4時30分くらいでしたので、お客さんはもう少なく職員が5時の退社までの時間つぶしをしているようなタイミングでした。

そもそもこの容積率を市役所で確認できるのかを知らずに、日本と同様、都市計画関連は地元市町村に尋ねればよいという経験から行ったのですが、結果この市役所で確認出来ました。

と言ってもどの部署に行けばいいのか不明でしたので、まずは1階の総合窓口で建物を建てる場合の規制について知りたいと伝え、何度かやり取りをした後6階がその部署だと伝えられました。

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まぁ、いつものことで行ってみたらどうせ違いだろうと高をくくっていたのですが、まさにビンゴでした。

部署はCity Building Officialで、下の写真の窓口で確認しました。

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当該部署の窓には建物建設時のプロセスが窓に貼ってありました。

日本の建築許認可とスキームとしては同じだろうと感じましたが、実際に申請してみないと分からないですね。

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なお調べていた土地の容積率は500%であると教えてもらったのですが、インターネットでも検索可能と聞きそのHPアドレスを開いてみたのですが、文字ばかりでどの箇所を見れば500%と記載されているのか、現時点でも読み切れていません。
私は日本のネット検索のように、調査箇所をポイントすれば用途地域、建蔽率並びに容積率等が瞬時にパソコン上に表示されると思っていたのですが、全くそうではないようですので資料の読み込みが必要と感じました。

 

ですが、容積率が市役所で確認可能と分かりましたので、大きな1歩かと感じています。

 

なお、フィリピンでは土地の価格は絶対に下がらないという土地神話が生きています。
個人的には人口ボーナスが終わる2050年の前くらいまでは、(特に住宅用地の)土地価格の下落を経験しないのかもしれないと感じています。

 

仲田リアルエステート株式会社
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