フィリピン_2019年のコンドミニアム市場について

 

4か月ぶりに10日間日本に帰国しておりましたが、フィリピンに今週帰ってきました。

常夏のフィリピンに体が慣れてしまったせいか、帰国した3月の日本はとても寒く感じました。

皮膚が乾燥し痒くなる私にとっては、冬が無いフィリピンはとても快適に過ごせることを改めて感じました。

 

さて、今回はフィリピンの不動産仲介・アドバイザリー業を行っているLeeChiu社のコメントが新聞にありましたので共有させて頂きます。

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この「POGO」とはPhilippine Online Gaming Operationsであり、つまりインターネット上でのゲームやオンラインカジノ産業を指します。

以前より、主に中国のオンラインゲーム会社がオフィスをマニラで構え、その従業員も一緒にマニラに住宅を移すことから、オフィス&住宅の需要増加により価格上昇傾向が強まってきているとお伝えしてきましたが、本記事においてはその旺盛な需要は陰りを見せることなく続いており、今年の第2クオーターにおいては供給不足に陥るのではないかと予想しています。

 

なおこの調査会社は5年前まではコンドミニアムの大量供給により住宅市場が悪化するのではないかと心配していたところ、実際にふたを開けてみたところ、このようなPOGO企業、特に中国資本の会社からの旺盛な需要により、逆に供給不足となるのではという事で驚いているようです。

 

特に中国人の好む湾岸地域の住宅賃料は、過去3年で80%増加したと述べています。

実際、私のお客様でShell Residence(27㎡)をお持ちの方で、昨年の賃料は25,000ペソ/月であったが、今年は35,000ペソ/月で契約したがそれはマーケットのボトム賃料であり、もっと高く貸せばよかったとおっしゃってました。なお、来年は40,000ペソ/月以上で貸す予定であるそうです。

このことは同社の賃料水準が45,000ペソになりつつあるという話と共通していると言えそうです。

月4万5千ペソですと、約94,500円ですので東京でも十分借りられる賃料水準と言えます。

 

以上のことから、今年の住宅賃料は10%程度上昇するとLeeChiu社は見込んでいます。

 

なお、この記事にある最も高いコンドミニアムの平米単価:540,000ペソの物件は、BGCのシャングリラホテルと同じ建物に入っているHorizon Homesとのことです。

(隣に建設しているアヤラランドプレミアの「The SUITES」も高級人気物件になると感じています)

 

 

 

経済成長が続き、不動産価格の上昇が続くとみられるフィリピンでの投資をご検討のお客様には、円高傾向である現在のチャンスを活かして、お早めに行動されることをオススメします。

 

仲田リアルエステート株式会社

連絡先:080-6631-3939
Mail:nakata.re@philipinvest.com
代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

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