フィリピン_地下鉄計画 2019年1月着工

(具体的な駅はCNN作成のものより、こちらのほうが近いかもしれません)

 

年末の新聞記事に、Mega Manila Subwayがついに2019年1月に着工するとの記事を見つけました。

DSC05560

元々は今月19日の予定でしたが、フィリピン側のクリスマス休暇により延期となったと書かれています(クリスマスという口実で何でも休みが取れるフィリピンは羨ましいです)。

何度も私の記事で取り上げさせて頂いておりますが(過去記事)、マニラの交通状態の解消はこの地下鉄計画しか残されていないと思います。

まだ駅がどこに出来るか発表されていないのが、その新聞記事では通り(Street)は記載されている中、ボニファシオグローバルシティはなぜかBonifacil Globe City と街の名前でありしかも間違っているという失態を犯しつつの記述となっています。

 

この30kmに及ぶ地下鉄が完成すればケソン市からタギッグ市までわずか30分の時間距離になると他の新聞では言っています。今ですと、マカティからケソン市まで平日車で向かう場合、最低1時間30分は想定しなければなりません。

この便利さにフィリピン人が気付けば、駅周辺の物件価格が上がるのは目に見えて分かります。

個人的にBGC駅の1つ南の駅の地域は、あまり治安が良くない等で不人気ですが、この地下鉄完成によりBGCまで2,3分で着くという絶大な利便性を享受できてしかも家賃が安いとなると大化けする可能性を秘めている地域だと考えています。

 

さて、このODAによる地下鉄計画のほかに、Makati Subwayと呼ばれるIRCという会社と中国資本の会社による計画がマカティであります。

makati-subway

今月土壌調査を行ったと記載があり、工事の正式着工まで早いのかもしれません。

候補駅としては、

・アヤラ通り駅(現アヤラ駅付近)

・アヤラトライアングル

・マカティセントラルパーク (South Cemeteryのこと?)

・マカティ市役所

・ロックウェルセンター

・EDSA Guadalupe

・Ospital ng Makati

とされています。

 

Makati Fire Station(消防署)付近に駅が出来れば、ShangプロパティのRISEやその隣りのSMDCのAIRに人気が出そうです。

またALVEOのLeratoも近いですね。

Circuit Makati駅が出来れば、まさに今開発されているその物件が、Makati市役所駅が出来ればCentury PropertyのKnightsbridgeも便利になりそうです。センチュリープロパティの物件はマカティに向かう道路の渋滞が酷いことがネガティブポイントとして挙げられる人が多いことから、この地下鉄によりイメージ改善が見込めるかもしれません。

 

同じ東南アジアであるタイでは、地下鉄の完成により不動産価格が更に上がったと聞いていますのでフィリピンにおいても好影響が出ることは間違いなさそうです。

 

仲田リアルエステート株式会社

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代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

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