ケソン市クバオ(Quezon City, Cubao)

交通利便性の優れる立地は発展するという不動産の法則(日本でいえば、武蔵小杉駅は良い例かも知れません)で、少し前から気になっていたケソン市クバオに行ってきました。

交通利便性が優れると言ったのは、このクバオには鉄道が2線通っているからです。1本はMR3でアヤラ駅、オルティガスを通る路線で、もう1本はMRT-2でマニラを東西に結んでいる高架鉄道です。

地図(赤丸のところです):マカティの北東部、マニラ旧市街の東側です。

cubao map中心部拡大図

Map cubao detail

2つの駅に挟まれた南側はオフィスビル、ショッピングモール、マンションが建っており、またあこーグループのホテルブランドであるNovotelがオープンしていました。ノボテルブランドですので、街の位置付けに合ったビジネスホテルといった感じです。

 

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またFarmer’s Marketと呼ばれる肉・魚・野菜・果物といった食料品を扱う店舗が集積した市場があります。熱帯のフィリピンで肉・魚をその場で調理しているので、強い匂いを発生しているので長居は出来ません。

 

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一方でフルーツ売場は南国の甘い匂いとカラフルな色合いがお客さんを引き寄せていました。

モンキーバナナがなぜ日本に輸入されていないのか不思議なのですが、人気が無いからですかね?

街のショッピングモールを取り囲むようにコンドミニアムが建ち並びつつあります。

開発会社はMegaworld Corporation & Araneta Groupのジョイント会社でManhattanシリーズという名のコンドミニアムを展開しています。訪れたショッピングモール内にモデルルールを設けて営業していたのでのぞいてみました。

Studioタイプの27㎡で約340万ペソ(126,000ペソ/㎡)ですので、円高となりました6月26日時点のレート:2.18円/ペソですと741万円(90万円/坪)です。

為替動向という意味でも、Brexitによる円高がどこまで進むのか注視していきたいです。

(海外投資は為替リスクもあるので、ホント買い時というのは難しいですね。1年前までは2.7円/ペソ前後で推移していましたので、今買えば1年前より円ベースでは20%安く買えることなります。また円高=世界の不景気ということなので、さらに円高が進めば需要減退による海外不動産の価格自体も下がっていると思うので、日本人にとっては不動産価格ダウン+為替円高のダブルで安く買えることを意味しますが、そんな時は国内景気も当然悪いので、海外投資どころではないとなってしまう人が大多数かと思います。)

話を戻しまして、Manhattanシリーズは正直建物自体は特徴はなく、普通のコンドミニアムでした。はやりここ3年程度で価格の上昇(ディベロッパーの販売価格の上昇)が見られ、3年前は180万ペソ程度で販売していたとの事でした。

今後数年はプレビルド案件を買っても価格上昇が見込めないので、この地域で中古で売っている物件を買ってみようと考えて現在、売主と交渉を進めています。

中古物件を買うのは初めてで何もかにもわからない状況なので、いろいろと勉強をしながら進めていきたいと思います。皆さんもためになる情報を発信させて頂きます。

中古物件購入に関しての記事は、今後書いていきます。

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