(過去記事_2015/8)フィリピン大統領選挙

先日土曜日の日経新聞に次期フィリピン大統領選挙についてのニュースの記載がありました。

日本人にとってはフィリピンは観光旅行を取っても馴染みがない(人気がない)ので、当然政治経済についてもほとんどニュースにならないというのが実情かと思います。

例えばエイビーロードによる旅行先ランキングでは、
1位:台湾
2位:ハワイ
3位:韓国
となっており、長期休みの取れない日本人は近場の海外が人気であることがうかがえるのですが、
同じ近場のフィリピンは入ってこないのが残念です。
私自身、アジアの色々な国々には旅行に行きましたが、フィリピンには手付かずの大自然が残されており海はハワイ以上?と思えるほど美しいこと、また物価が安いのでオプショナルツアーも破格であり、5つ星ホテルも充分予算内に収まり、特に女性にとっては高級ホテルのエステも驚く程の値段で受けられること等により絶対にオススメです。
ぜひ、ボラカイ島、パラワン、ボホール島に足を運んでみてください。今までのフィリピンのイメージを払しょくする思い出に残る旅行になるかと思います(注:マニラはオススメしません)。
唯一のマイナス点は食事がイマイチで、美味しいフィリピン料理にはまだ出会えてないです。

さて大統領選挙ですが、2016年5月に行われる予定となっており、有権者からの直接選挙で決定します。現職のアキノ大統領は2010年6月に就任しており、その人気ぶりから続投すればよいかと思うのですが、過去のマルコス長期政権の独裁政治の反省から6年で再選が禁止されています。
ではなぜこの選挙が注目されているかというと、今までの良好な経済成長をそのまま続けられるのかと否かを大統領が握っているといっても過言ではないくらいの権限が与えらえているからです。
(日本の場合は、結局誰が総理大臣になっても何も変わらないのでその実感が湧かないのですが・・・)

つまり、かつての「アジアの病人」と言われた時代の汚職が運びり治安が悪い状態に戻ってしまうリスクを海外投資家は敏感に感じているのです。一旦このイメージが付いてしまうと、海外からの資金は一気に引き上げてしまうため経済の好循環が止まることを意味します。
当然不動産へ投資しようとする海外投資家も新規購入をストップさせるとともに、既に購入済み案件についても1円でも高く売るべく大量の売却案件が顕在することとなりますので、不動産価格は急降下することとなります。

このように不動産価格に大きく影響を与える大統領選挙について、随時情報共有させて頂きたいと思います。

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