(本記事を書いている2019年10月12日午前中において、台風19号が日本に近づいていますが、大きな被害が無く通り過ぎることを願っています。)
フィリピンは一度スコールが降ると、その排水設備・排水能力の悪さから至る所で道路が冠水するイメージがありますが、実際は冠水しやすい場所とそうではない場所とに分かれています。
下の記事は、メトロマニラの各地域における降水量による洪水の深さと洪水となっている時間(排水されるまでの時間)を示したものです。
マカティ地域を見てみますと、特に洪水しやすい場所として、
・San Antonio
・Vit Cruz周辺
・Buendia周辺
が挙げられています。
前回の記事にBelton Placeに民泊で宿泊したことがあると書きましたが、まさにその時マカティ中心部に出かけようとして配車アプリGrabを呼んで待っていたところ、突然スコールとなり表紙の写真のように道路が一瞬にして冠水しました。
その時の写真です。
同じ場所のGoogleストリートビュー写真
30分ほど待ったにも関わらず、予約したGrabは大雨・冠水の為向かう事が出来ないから、私の方からキャンセルしろと言われ、私も移動手段を無くしてしまったので、一度部屋に戻りました。
30分後に雨が止んだので出かけたのですが、以前としてこの道路は冠水していたので他の地域もひどい状況になっているだろうと思い歩を進めると、The RISE MAKATI当たりでは道路が冠水した様子は見受けられませんでした。
この経験から、場所による洪水になりやすい地域差が大きいことを知りました。
なお、タギッグ市のボニファシオグローバルシティは記載されておらず、洪水に対して強い街であることが分かります。
フィリピンはスコールが頻発し、洪水問題が発生することを念頭にコンドミニアムを選ぶ場合、その地域が洪水しやすい地域であるかについても確認されることをオススメします。
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代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)