(過去記事_2015/11)今後のフィリピン不動産投資について思うこと

ここ2年程度の価格高騰が著しいフィリピン不動産ですが、ここまで価格が高騰した理由としては、世界的な金余りの中で、まだまだ投資魅力があると投資家が感じられたからだと思います。また、海外投資という観点から見ると、かつて投資していたシンガポール、マレーシア不動産価格の高騰並びに外国人投資家規制が強まったことから、フィリピンの魅力が強まったものと思われます。

GDP成長率(6%前後)、人口(1億人)、人口構成割合(平均年齢:23歳)等、若くて発展余地がある不動産を買えば値上がりが期待できることは非常に解り易く、マクロで見ればフィリピン不動産は正解であると思います。
実際、10年前に購入していればどの物件を購入していたとしても売却益が得られたと思いますので、マクロ経済として判断して不動産を購入して正解であったと言えるかと思います。

しかし、現在は不動産価格が既に高騰していますので、やみくもに不動産業者が勧めてきた物件を何も考えずに購入してしまうと、おそらく損失を抱えた物件となってしまうのではないかと思います。つまり、好立地の優良物件のみしか売却益が狙えないミクロの不動産マーケットになってしまっているのが現在ではないかと考えています。
例えば、同じマカティでも中心部にありアヤラが開発したPark Terracesは人気で売却益が狙え、当然高利回りで貸すことは可能ですが、センチュリープロパティーズが開発を進めるマカティの物件については、良い噂が全く聞こえてきません。

今後、不動産仲介業者のマクロ経済を焦点に当てたイメージ映像等を基に、物件の選定もせず現地にも行かず買ってしまった個人投資家が増えるにつれ、売却益どころか買った値段以下でしか売れず騙された、借り手もいないと言った意見が増え、フィリピン不動産は駄目だという流れが広まってくると思います。
それは一部事実ですので、否定するつもりはございません。
むしろ、そのような事実があることを直視して、自分で現地に行き、自分で地域の雰囲気を感じ、自分で判断して好立地案件を見つけて頂きたいと考えています。
(私の場合のガーデンタワーズも、まず自分で現地に行き、自分で周辺地域の雰囲気を感じ、自分で判断して購入を決断しました)

その自分の物件を探すお手伝いをさせて頂ければと思いますので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。

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