2015年3月のフィリピンの消費者物価指数の発表がありました(日本経済新聞より抜粋)。
フィリピン統計庁発表によると、前年同月(2014年3月)比「2.4%」で、政府のインフレターゲット(2~4%)に収まっています。
特筆すべきは、原油安に伴うインフレ率の低下だと思います。フィリピンは日本同様、純粋な原油輸入国なので原油安は直接物価を抑える重要な項目となります。
私もそうですが、ガソリンの値段は給油の際に肌で感じる支出となるので、ガソリンが高いと他の物への支出を控えるといった消費へのマイナス効果が大きいです。
フィリピンは国内総生産(GDP)の7割を個人消費が占めていることから、物価安定が経済成長を支えています。