前回の「セレンドラ(Serendra)リーシング開始」 で部屋の清掃が完了し、広告サイトに載せましたと報告した通り(詳細はリンク先をご確認ください)、
その1月12日にフィリピンの不動産仲介サイトの1つであるOXLに掲載したセレンドラのリーシングに関する報告をしたいと思います。
2/1時点での当リーシングサイトには164件の閲覧履歴がありますが、問い合わせ/内覧の実績は「0」という非常に厳しい結果となっています。
友人経由で6ヶ月の短期間限定で検討してくれていた人もいましたが、もう少し大きい部屋にするとのことで見送りされたとの報告を受けています。
問題点として思い付くのが下記の内容です。
①物件に魅力が無い・他物件と差別化が図れていない
②設定賃料が高すぎる
③そもそも賃貸需要が少ない、あるいは競合物件が多すぎる
④賃貸物件の需要期ではない
⑤広告宣伝が十分でない
①については、TV・洗濯機が無い、ベッドがシングル向けで小さい等のマイナス点があるのは事実です。
この問題は、お金さえ掛ければ解決できる点ではありますが、追加コストに見合う賃料増加が見込めないので、最低限で抑える必要があるとは現時点では考えています。
②賃料は35,000ペソ(795ペソ/㎡)でほぼマーケット水準程度だと思っているのですが、家具等が揃っていないことを踏まえるとやや高く感じられているのかもしれません。
③現在、ボニファシオグローバルシティの高級物件に関しては需要<供給であることは疑う余地はなさそうです。Colliersのレポートによるとボニファシオグローバルシティの空室率は10.4%と前四半期の9%から増加しています。更に恐ろしいことにボニファシオグローバルシティは2019年まで年3,000戸から5,000戸の新規供給予定となっていることです。
新規で供給される高級物件の高額家賃を払える人の増加はいくら年率7%で成長をするフィリピンと言えども限界があるので、必然的に空室率の増加傾向は続くものと思われます。
④について日本の場合、2月・3月が入学・入社・転勤等による賃貸市場が大いににぎわう季節となりますが、フィリピンの場合はどうなんでしょうか。確認したと思います。
⑤現在はOXLにしか掲載していないので、賃借人に目が留まる機会が少ないのではないかと感じています。
以上様々な要因が考えられますが、現時点はお金を掛けずにできることである
②設定賃料を30,000ペソまで下げ、交渉可能と明記する。
また入居に際しては、オーナー負担にて家具等を設置することを記載する。
⑤Zipmatch、Lamudi等他のインターネット媒体へも掲載する。
ことをしていきたいと思います。