記事の投稿が遅くなっており申し訳ございませんが、今月中旬に渡比した内容を含め随時情報共有させていただければと存じます。
さて今回はWorld Businessというフィリピンで経済を中心に新聞を発行・ネット配信している会社の記事から興味深いものがございましたので、シェアできればと思います。
内容は、題名通りとなりますが昨年度高級コンドミニアムの価格が高騰し、
ボニファシオグローバルシティ:159,125~302,588ペソ/㎡(110万円/坪~210万円/坪)*2.1円/ペソ計算
マカティ:164,600~294,827ペソ/㎡
オルティガス:136,480~144,320ペソ/㎡
となったと纏められています。
円高傾向である現在の為替レートでも、最高値が210万円/坪となったと聞くと、ちょっとした達成感が感じられる水準かもしれません。実際に値上がり率も計算した物件も掲載されており、私が購入したTwo Serendraの北側に所在するアヤラランドプレミアが開発したOne Serendraは2008年の販売開始時が108,000ペソ/㎡だったものが現在220,000ペソ/㎡と約2倍となったと示されています。ちなみにTwo Serendraはどこかのセミナーで190,000ペソ/㎡程度と聞いた記憶があります。
もう一つBGCのコンドミニアムの例で南に位置するArya Residencesが例示されており、こちらは83,000ペソ/㎡!!(2009年の販売開始時)が現在220,000ペソ/㎡と2.65倍となっています。
当時買っておけば良かったと今言うのは簡単ですが、2009年はリーマンショック後の大不況の真っ只中で、会社倒産・リストラが叫ばれている中で、更に海外不動産を買える勇気とお金を持ち合わせていた人は少数かと思います。
リスクある所にリターン有ると言う好例でしょうか。
さて、今回の記事で強調したいのはレポートを作成した調査会社のコメントです。
過去1年の価格上昇についてその理由を述べているのですが、外国人投資家からの旺盛な購買意欲による価格が上昇しており、その外国人投資家とは中国人であり、買い漁っていると綴っています。
彼らは現在のマニラが25年前の上海や北京を彷彿とさせ、今後価格上昇が期待できると考えているようです。
私の場合、社会人になった時には不景気であり日本の不動産価格は下がることが通常であると感覚として持っているのですが(一部の好立地を除く)、上記の中国人投資家は実体験として不動産価格の高騰を経験していることから、そのように感じるのかもしれません。
実際にマニラの湾岸エリアは中国資本が土地を押さえており、カジノ等の施設は中国資本により開発され多くの中国人が働いていることから、モールオブアジアの横のコンドミニアムを中国の会社がまとめて購入し社宅として使っているということを聞いています。
(アルカサウスの販売会でも多くの中国人を見かけました。)
今後も湾岸エリアの開発が進むに従って、そこで働く中国人が増え、中国人観光客も確実に増えますので彼らからコンドミニアム投資が面白そうだという口コミが広がるのではないかと感じています。
つまり、最も購買力のある層が動き出したという事です!
以前からこの記事でお伝えしていましたが、中国資本のお金が入ってくると確実に値段が上がります!
しかも数年前に取得しておけばとやや乗り遅れた感を感じているお客様にとっても、円高となっている今取得すれば、価格上昇分を相殺しますので、円ベースでの取得価格は大きく変わらないケースもあると思います。
フィリピン不動産投資をお考えのお客様は、迅速に動かれることをオススメします!!
具体的にオススメ物件をお聞きしたいお客様がいらっしゃいましたら、メールにてお問い合わせいただければと存じます。
仲田