本日経済ニュースを眺めていたら、
「ペソ急落!」
という題名の記事があり、フィリピンで何かあったのかと恐る恐る開いたのですが、
同じペソでも「アルゼンチンペソ」が急落したという内容でした。
詳しく見ると、アルゼンチン中央銀行が緊急会議で政策金利を15%!上げて、年60%!!にしたが、それでも通貨安は止まらず対ドルで最安値を更新という恐ろしい内容でした。
インフレ率も25%超らしいので、今日100円だったアイスクリームが明日100円では買えなくなるというような感覚なんでしょうね。貨幣価値が日々目減りしていく感覚というのは、デフレが30年続く日本においては信じられないです。
同様にインドネシアのルピアも通貨が下落しており、アジア通貨危機以来の安値となっているなど新興国全体に経済不安が広がりつつあります。
フィリピンの場合、前回でもお伝えした通り経常黒字国であるためここ1か月の為替レートに大きな動きはありませんが、世界的に経済がどう動くか不明瞭になりつつありますので、マーケットは注視しておいた方が宜しいかと思います。
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代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)