中国の大手不動産開発会社であり、マレーシアのイスカンダル計画の一部であるフォレストシティの開発を進めているカントリーガーデン(Country Garden)がフィリピンへ進出するとの記事がありました。
このカントリーガーデンが進めるフォレストシティについて説明を受けたことが有るのですが、その開発規模の大きさに驚かされました。
1,000ヘクタールを超える広大な埋立地に10兆円を掛けて都市を丸ごと作るという計画は、まさに中国人がなせる業です!
詳細は公式のYoutubeをご覧頂ければと思いますが、現在建っているコンドミニアムの数だけでも物凄い戸数となっています。この資本力を有するディベロッパーがフィリピンにも進出してくるとなると、今後更なる中国資本並びに中国人の流入が増えてくるものと思われます。
なお、この中国企業のフィリピン進出は、20日より中国の習近平国家主席が来比しているのと政治的に無関係ではないと思います。
南シナ海の領有権問題でもめていた両国ですが、沈静化し始めた1年半くらい前から中国人の先発隊が入り出してきており、中国国家主席の来比により経済的な交流が更に盛んになることは確実であり、このカントリーガーデンがフィリピンに進出するというもの同じ流れだと思います。
従いまして、今後先発隊に続いて中国人の主流層によるフィリピンへの企業進出、投資する機会が拡大していくものと思いますので、不動産価格・賃料へも大きな影響を与えるかと考えています。
連絡先:080-6631-3939
Mail:nakata.re@philipinvest.com
代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)