マニラ湾から見る夕日はとても綺麗であり世界でも指折りの名所であるようです。
遠くから見る限りにおいてはという限定付きですが。
実際は、目で見える範囲でも大量のプラスチック、ペットボトルが浮遊しており、茶色の濁った色の、お世辞にも綺麗とは言えないのが実際のところです。
(なお、フィリピンではストローが紙製に代わってきています。エルニド・ボラカイ等の観光地のみならず、マニラの高級レストランにおいても紙製ストローになっていますので、この普及はとても早いでしょう。)
この汚染された海を少しでも改善すべく、ついにドゥテルテ大統領が本気で動きました。
手法としては、ボラカイ島ので採用したように適切に海水処理していない施設を休止・営業停止させたり、ペナルティを課しています。早速ですが、マニラ動物園も適切に排水処理せず海にそのまま排水しているため、暫く閉園となることが決まっています。
またレストランも2件既に営業停止命令が出ています。
これで名実ともに綺麗なマニラ湾となれば、更に湾岸エリアに活況にもたらすことになるかもしれません。
実際にどの程度まで民間企業に対して強制的に下水処理に対するコスト負担を強制できるかがカギとなると思います。
ついでに道路にゴミを捨てない等の人々に対する道徳教育を進め、フィリピン全体が綺麗な街となることを望んでいます。
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代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)