フィリピン_不動産取引も再開

メトロマニラにおける経済活動の制限が更に緩和されてきました。

6月7日からは床屋・美容室の営業が認められ、初日の日曜日におけるローカルの床屋は朝から列を作っていました。

3ヶ月間閉鎖されていたことになるので、男性であれば今までどのようなヘアスタイルをしていたか忘れるくらい、長くなっていたことかと思います。

ちなみにこのローカルの床屋は、50ペソ~100ペソですのでファーストフードの値段と変わらない水準でカットして貰えます。

 

またBGCとマカティを結ぶBGCバスも運転を再開しています。

乗車可能人数を半分とした運航となっています。私が乗車した日曜日は、合計4名でした。

乗車に当たり、体温チェックと乗客リストへ名前と連絡先の記入を求められました。もし感染が確認されて場合に、当該名簿を利用して追跡するために利用するものであると思います。

 

またロックダウン時から使用不可とされていたセレンドラの共用設備ですが、プールが解禁となりました(バスケットコート・バトミントン・ジムは引き続き閉鎖)。

1プールにつき、1週間に1回予約ができ、1時間のみの利用という厳しい制限が課されていますが、暑いフィリピンでプールが使える喜びを久しぶりに感じました。

Two Serendraには現在3つのプールがあるので、週3回利用可能です。なお、一番南側にそびえるSequoia(セコイア)タワーが遂にディベロッパー(Alveo)からTwo Serendraの管理組合へ権利移転されるという通知がありました。

これが実現すれば、下の写真の50mプールも利用可能となるので、スイマー天国の物件となるので、とても楽しみです。

 

さてコロナ後のコンドミニアムですが、物件の内覧・問い合わせ等が出始めてきています。

また人気の高いMakati Riseにおいても、バルク買いしたオーナーからの売却物件も出て来ています。

 

フィリピンにおいては、不動産価格は上がるものという考えが浸透している中で、このコロナの影響により価格が下がるのであれば好機と見て積極的に購入検討する動きは強いのではないかと思います。特に自用物件については、銀行金利の低下により買いやすくなっている点も挙げられます。

ポイントの価格について、株価より半年程度遅れて市況が反映されることを鑑みると年末くらいが価格のボトムとなりコリアーズの言う▲15%まで下がるのか、

或いは世界的な金余りが更に強まった環境の中でフィリピンも含めた世界の株式が急に値を戻しており、フィリピン住宅価格もコロナによる将来不安・不確実性の高い今の方が安く買えるのではないか、

と、最近の経済活動の回復度合いをみると、後者の方になるのではないかというようにも感じてきています。

 

 

仲田リアルエステート株式会社
Mail:nakata.re@philipinvest.com
仲田 一成 (なかた かずなり)

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