2022年第3四半期のGDP成長率の発表されました。
コロナ禍から回復しつつあり、また高いインフレにもめげずに力強い経済成長をしています。
今後についても、人口ボーナスの恩恵が長期的に期待できる中で、中長期的には経済規模がどの程度大きくなるのか、気になるところです。
イギリスの経済調査会社であるCentre for Economics and Business Research(Cebr)社より、2036年度の全世界経済規模予測(リンク)が出ていましたので、この予測にてフィリピンのランキングを確認してみたいと思います。
なお、PWC社による2030年・2050年の同予測も以前ご紹介(当記事リンク)させて頂いておりますので、比較してご覧ください。
WORLD ECONOMIC LEAGUE TABLEと呼ばれるランキング表は2006年から2036年まで掲載されていましたので、先ずは過去の2006年から見ていきたいと思います。
(アジアの国々を水色ハイライトしています)
ほんの16年前は、日本は世界2位であり中国はまだ4位でした。
またフィリピン・ベトナムは191か国中の50位前後の位置であったことが分かります。
続いて2022年現在のランキングです。
日中の逆転が起きています!
(当ランキングでは2011年時点で日中の逆転が発生しています)
トップ25位に入っている国に大きな違いはありませんが、フィリピン・ベトナムは順当にランキングを上げてきており、こちらでもフィリピン・ベトナムでの順位が逆転しています。
最後に2036年の予測です。
ついにフィリピンが、世界ランキング25位に上り詰めてきました。
また、不動の位置と思われたアメリカからその座を中国が取っています。またインドが世界3位となっています。
日本はドイツに抜かれ5位となっていますが、それでも世界から見れば豊かな国とみられているのではないかと思料します。
日本・フィリピン・ベトナムの3国を取り上げ、時系列に推移をグラフにしてみました。
フィリピンは46位→25位へと21ランク上げる躍進ですが、
ベトナムは56位→20位と驚異的な経済成長を遂げる見込まれています。
なお、当ランキングとPWCの2030年予測でのフィリピン・ベトナムの順位(25位前後)に大きな差はありませんので、その信憑性は高いのではないかと思料します。
14年後には、フィリピン=貧困というイメージが払しょくされ、経済発展の目覚ましい新興国という新たなイメージが日本人の中でも変遷していくのではないかと、希望を込めて、思います。
またその時には、日本とフィリピンとの物価の差はない、或いはフィリピンの方が物価が高いという逆転現象が起きているかもしれません。同様に不動産価格も日比逆転が起きているのでしょうか?!
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フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。