中国人は、良い意味でビジネスチャンスを感じると物凄いスピードで進出して、果実を手に入れるのが非常に得意ですが、一方で遵法性という事は二の次なので、オンラインゲーム会社の社員はほぼ中国人のみが就労ビザ無しで働き、また納税もしない事から問題が発生していることは以前にもお伝えしたかと思います。

今回は、更にレストランが問題となっています。

 

湾岸地域並びにマカティ周辺部を最近訪れた方であればお気づきかと思いますが、コンドミニアムの1階部分には中国レストラン、中国人向けの小売店が林立している光景が広がっています。

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それらのお店は中国料理店ですので、主に中国人向けに商売されているかとは思いますが、新聞記事によるとそれらのお店の一部は「中国人」のみにサービスを提供しており、「フィリピン人」は入店お断りをしているため、それがフィリピン人の怒りを買っているようです。

 

そりゃそうですよね、自分の国なのにフィリピン人であるという理由だけで入店出来ないとなると、直ぐに国際問題に発展します。

案内看板が中国語のみとなっていることは、フィリピンの法律に違反しているらしく英語又はフィリピン語を書かないといけない規制があるようです。

当然のように店内のメニューも中国人しか来ないので、中国語メニューしかないです。

 

また再オープン後のボラカイ島においても、中国人旅行者が大量に押し寄せてきており、ホワイトビーチ裏側の道路沿いには、中国人観光客向けのレストランが建ち並んでいるのを私も見ましたが、それらのお店も上記ルールを守っていないとの記事がありました。

 

上記のフィリピン人からの怒りを治めるべく、突如管轄官庁が査察に入り、営業許可を取っていない30店舗を営業停止処分にしたというのが本記事です。

 

 

このように法律を破ってでも海外展開してきている中国人・中国企業の動きの速さには驚きますが、それに比べて日本人・日系企業が新たにレストランをオープンしたというニュースは少ない気がします。

要因として考えられるのが、フィリピンに住んでいる日本人が少ないからではと思い在留日本人の推移を調べてみました。

 

フィリピンに在留する日本人は、

2013年:17,948人 国別ランク:13位

2014年:18,870人 国別ランク:13位

2015年:17,021人 国別ランク:16位

2016年:16,977人 国別ランク:16位

2017年:16,570人 国別ランク:17位

と、海外在留邦人(現在:135万人)が増加している中でも減少していることが分かりました。

またアジア諸国の中でも、

タイ    :72,754人

韓国    :39,778人

シンガポール:36,423人

マレーシア :24,411人

台湾    :21,054人

インドネシア:19,717人

ベトナム  :17,266人

と後塵を拝しています。

 

更にフィリピンに住んでいる韓国人の数は、46,000人(インターネット情報)から比較しても、日本人の少なさは際立っています。

 

次にフィリピンに進出している日系企業数は、全体として増加傾向がある中で、

2013年:1,260社  国別ランク:9位

2014年:1,521社  国別ランク:7位

2015年:1,448社  国別ランク:8位

2016年:1,440社  国別ランク:8位

2017年:1,502社  国別ランク:8位

と概ね横ばい傾向であることが確認出来ました。

 

 

日系企業にてフィリピン市場が占領されフィリピン人より苦情が出てくるくらいに、国内企業が進出・展開して行って頂きたいという気持ちも感じさせられた記事でした。

 

仲田リアルエステート株式会社

連絡先:080-6631-3939
Mail:nakata.re@philipinvest.com
仲田 一成 (なかた かずなり)

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