アヤラグループにおいて、プレミア次いで高級な建物を販売するALVEO(アルベオ)ですが、会社設立以来最も高い物件の販売を開始しました。
物件名は「Parkford Suites」(公式HP)でマカティのレガスピビレッジに面し公園ビューを望める一等地と言えます。
当然グリーンベルトも近く、またオフィス街のアヤラアベニューにも歩いて行ける便利な場所です。
続いて建物詳細です。
35階建の合計163戸の住居構成で、最小サイズでも2ベッドルーム:125㎡からと各階7戸のプライバシーを考慮したリッチなファミリー向けとなっています。マカティのど真ん中ですので、フィリピン富裕者層のファミリーが住むことはあまり想定できないので、おそらく駐在員向けの賃貸が主要な利用方法になるのではないかと思います。
アメニティーは一通り揃えていますが、私の大好きなプールは半室内なのが非常に残念です。
続いて価格です。
平米370,000ペソ(約263万円/坪)と野村不動産のBGCプロジェクトよりも高い値段設定です。ですので、ほぼ全てが1億円越えという事ですね。ちなみに最高価格は12階に所在する320㎡の3BRが1億4千ペソ(約3億円、310万円/坪)と述べられています。
販売は平均55Mペソ×163戸で90億ペソ(193億円)のうち、20億ペソ売れているという事は、約22%完売済み!とこの値段としては驚異的なスピードかと思います。
人気の理由として考えられるのは、大手不動産会社であるアヤラ・メガワールド等においてもマカティ・BGC地域において開発用地が取得出来ず新規コンドミニアムの供給がが限られてきている事が挙げられます。
具体例としてアヤラランドプレミアにおいて、初のケソン市でのプロジェクトを進めています。
記事の中では販売当初は平米280,000ペソ(約200万円/坪)だったものが現在は平米320,000ペソ(+15%)しており、70%完売している模様です。
場所はケソン市でも便利な場所とは言えないと思いますが、大規模開発するにはこのような工場倉庫跡地等が主流になりつつある現実を反映しているのでしょう。
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代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)