金曜日にお伝えしました通り、1ペソが2.3円台となり久しぶりのペソ安(円高)となりましたが、
2/15(月)には、2.4円台に戻ってしまいました。本日16日は午後までは円安基調でしたが、記事を書いている20時時点では、また円高傾向に戻っています。
個人的には、まだまだ安定相場とはならず、むしろ近い将来においてリスクオフの状態へ戻るのではないかと考えています。
さて、フィリピン不動産のマーケット動向を知るうえで大きな指標となるフィリピン不動産最大手の「アヤラランド」の決算発表が今週金曜日の2月19日に控えています。
2015年はコンドミニアム価格が高騰したことから、売上の鈍化傾向が表れるのではないかと心配しているのですが、
果たして結果はどう出るでしょうか。
更に気になるのは今年の業績予想です。
過去数年は右肩上がりの増収増益で成長してきましたので、今年は微増ないしは調整局面となりそうな気もしています。
以前お伝えしました通り、「コリアーズのレポート」においてもコンドミニアム・オフィスの価格・賃料が弱含みそうな予想を出しています。
それを受けて、投資家の行動にも影響が出てくるかもしれません。。
★でもここで考えなければならないのは、長期的な目線に立った投資戦略です。
良い意味で不動産は日々の価格の変動が株のように可視することが難しいので、日々の価格動向に一喜一憂することなく、
心を据えて投資できる商品であると思います。
私自身もそうですが、調整局面で不動産を取得するという決断は難しいですが、「ピンチはチャンス」という名言を忘れず、マーケットを見つめて、皆さんの投資機会を提供できればと考えています。