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フィリピン_国鉄の安定運行は前途多難?

   

フィリピンでも、国鉄:フィリピン鉄道があるのですが、過去の自然災害からの復興予算不足、不法占拠者がいる事並びに維持管理がされていないことによる安全性の確保が出来なかった事から、長年運行されていない区間が多くあります。

 

現在フィリピン政府は、慢性的な渋滞緩和策として鉄道再建にも力を入れており、その一つとして2019年12月よりマニラのTutubanからLagunaまでの区間の鉄道が再開されました。

Tutuban駅


Laguna駅(International Rice Research Institute)

その路線の車両として、一部日本の車両が使われているとの事です(FBより引用)。

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一方でこの鉄道再開を面白く思っていない人がいるようで、12月だけでも14件の人為的事故が発生しています。

主な内容としては、電車への投石・水を掛ける、線路へのがれき等の不法投棄等が挙げられています。

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その犯人はというと、線路沿いに住んでいる住人が将来(鉄道の運行により)強制撤去されてしまうのではないかという事を恐れておこなっているのではないかと当新聞で記されています。
また過去に毎週実施していた線路用地の撤去作業において、7mの立入禁止区域に何千もの不法占拠者が居座り続けたり、あるいは直ぐに元の場所に戻ってくる人がいたともつづっています。

 

庶民の通勤&通学の足として鉄道が定刻通り安定&安全運行をするためには、沿線住民の理解・協力が必要であることを政府は根気強く説明を続ける必要があると感じました。
その努力が実り、この鉄道が少しでも交通渋滞の緩和に寄与することを期待しています。

 

仲田リアルエステート株式会社
Mail:nakata.re@philipinvest.com
代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

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