(過去記事_2016/4)海外不動産への融資解禁?

海外不動産投資を検討している皆さんへの朗報です!

日本政策金融公庫が海外不動産へも融資してくれるかもしれません。
「してくれます」と言い切れないのは、ほぼ融資実績が無いことから公庫としても手探りの状況で審査等を進めるので、あ案件によってはYes、Noの判断があるかもしれないとの事です。

4月に東京中央支店に話を聞きに行ったのですが、担当者は初め海外不動産投資にかかわるローンは行っていませんと言われてしまいました。私から色々と情報を提供して話を進めたところ、上席の方と相談して海外不動産への融資も可能です、しかし条件等がありますとの会話となりました。

公庫としては投機的な取引となるような不動産購入には表向き融資できないとの事で、例えばプレビルド案件で竣工まで3年~5年掛かるような案件は難しいとの事です。イメージとしては1年以内に竣工する物件であれば、調達可能な気がします。
投資にかかわるビジネスプランについても、竣工後1年以内に売って儲けたいという本音では投機的取引となるので融資が下りないだろうから、竣工後も賃貸物件として長期運用で考えていますという建前で話を進める必要があります。

融資に必要な資料も具体的にこれといった明確な物が(国内不動産のように)明示できないので、こちらも担当者と密に連絡を取り合って進める必要があります。
以上のように、一見難しそうですがその問題がクリアーできれば、
融資期間:10年~15年、金利:1%台(担保提供の有無により変動)
という夢のような金利で調達可能です。
(国を挙げて資金を海外に移転しましょう!という皮肉な形となりそうですね)

 

なお融資には権利証、賃貸借契約書等の必要書類が必要となるので俄然面白くなってくるのが竣工済みのコンドミニアムではないでしょうか。
フィリピンの場合、既に価格が上がってしまったので今からプレビルド案件を取得しても竣工までの短期間ではキャピタルゲインは望み薄だと思いますので、既に竣工してテナントが付いている案件のほうが面白いかと思います。
また公庫の場合、融資期間が短いので元本返済比率が高いことからも高利回りの既存物件がマッチしている気がします。

私自身も公庫の融資条件について不明な点があるので、もう一度最寄りの公庫に訪問して話をしたいと思います。
また皆さんにも情報共有させて頂く予定です。

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