日本政策金融公庫に借り入れ申し込みをしました

以前の記事でも「日本政策金融公庫」が海外不動産向けのローンを融資してくれるとお伝えしていますが、本当に貸してくれるのか、その手続き・必要書類は何なのか等疑問が多いかと思います。

なので、現在投資検討しているCubaoの中古Studioタイプの案件向けにローンを出してもらうべく池袋支店に伺いました。窓口の担当者は前回のヒアリングの際に担当してくれた人でしたので、「前回お伺い頂きましたよね」という幸先良いスタートで会話が進みました。

さて、投資検討している案件は以前の記事で紹介しましたCubao駅至近の中古Studioタイプ:22.5㎡で値段は180万ペソです。日本円で約400万円(坪59万円/坪)です。なぜ中古物件を狙っているのかというと、今回の記事の通り「日本政策金融公庫」のローンが引ける(可能性がある)からです。

私は特にそうですが、手元キャッシュが潤沢ではないので海外不動産を買いたいが、自己資金は少ない、一方で海外でローンを引こうものなら金利だけで6%程度かかってしまうから検討を断念している方が多いかと思います。政策金融公庫なら、金利は他の国内不動産に対する担保設定が可能であれば、1.85%(最小1.25%)、無担保でも2.25%という夢のような金利で調達可能です。

更には融資手数料も0円です!

一点気を付けなければならない点は融資期間で、原則10年なので年10%の元本返済が必要となります。

なお政策金融公庫は投機的取引に該当するような融資はできないというポリシーがあることから、プレビルド案件への融資は難しいと聞いています(竣工が半年後であればOKかもしれません)ので、中古物件一択となります。

2点目として今後数年は不動産価格の上昇は見込みづらいことから、プレビルド案件の時間のメリットが少なく感じています。むしろ今売っている新築物件の価格はディベロッパーの売り希望価格であって市場価格ではない可能性が高く、買った途端に含み損ともなりかねない気がしています。

実際、前記事でお伝えしました通りCubao周辺の新築コンドミニアムの価格は320万ペソ/27㎡なので、坪110万円と2倍近い値段で販売しています。

今回の融資申し込みに当たって下記の書類を提出しました。

①借り入れする個人(会社)の概要 ←つまり不動産賃貸事業として個人(会社)の実績・強み・目標等、現在の借入れ状況等を記載

②融資申込書 ←借入希望金額、融資希望日、担保の有無等の記載

③過去2年分の決算報告書等 ←不動産投資事業の実績を示すもの

④物件概要、写真 ←物件所在・面積等が記載されたもの

⑤事業収支表 ←1年間の想定賃料収入、建物管理費・修繕費・固定資産税等の経費、ローン金利・元本控除後のキャッシュ想定を記載

検討物件は家具・備品等が付いていないことから、+50万円前後の費用が別途かかることから、ローン希望額として250万円で提出しました。

融資の可否決定まで通常3~4週間かかるとの事ですが、今回は実績の少ない海外不動産、しかもフィリピンということで簡単には行かず長期戦になるのではないかと予想しています。また追加資料等も求められると思います。

その後のローン進捗報告は随時アップデートしますので、皆さんの参考になれば幸いです。

また私と同じように融資を申し込みしたいが、不明事項等があり困っている方がいましたら気軽にお問い合わせください。

 

なお今回無事にローンが通りましたら、次回は大型案件でローンを調達し取得不動産を拡大していきたいと考えています。

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