ボニファシオグローバルシティ物件の2つ目としてロビンソンランドが開発したFifth Avenue Placeを紹介します。
2008年竣工の43階建ての建物で、東側、南側にアメリカ人戦没者墓地、西側にForbes Parkの低層高級戸建地域となっているので、北側以外は眺望を楽しめる住戸が多いと思われます。3方位共に将来高層建物が建設される可能性も非常に低いです。
難点な点を挙げるとボニファシオグローバルシティの最南端に位置していることから、中心部へのアクセスが劣り孤立した感じがあるとの意見の書き込みがあります。一方で、閑静な住宅を求める人にとっては当該物件を選好かもしれません。
さて、売買事例/賃貸募集事例を見てみますと、ボニファシオグローバルシティ最安値と思える値段で募集が出ています。例えば、家具付きの37㎡の部屋で385万ペソ(104千ペソ/㎡)です。
賃貸事例は家具付き48㎡の部屋が24,000ペソ(500ペソ/㎡)、55㎡で30,000ペソ(545ペソ/㎡)と周辺の物件と比較して明らかに低い水準となっています。
同じボニファシオグローバルシティの高層物件でもここまで差があることは認識していなかったので、目から鱗が落ちる印象です。
ボニファシオグローバルシティ内の物件だから問題無くリーシングできる・売却益も取れるとひとくくりにせず、立地・ディベロッパー・設備等による差を慎重に調査してから購入することをオススメします。
さて眺望が優れる本物件について、個人的にはプールが狭いことが難点ですがこれを重視する住人は少ないですので、やはり立地がネックとなっていると思われます。
室内家具・設備等はお金さえかければ改善できますが、立地は改善できませんので本物件はオススメではないです。