あのライオンキングがフィリピンで公開されました‼
公式HPはこちらです。
私自身は大学の時に浜松町に見に行ったのですが、今でのあの感動を覚えています。動物の躍動感がそのまま再現されたミュージカルを日本でご覧になられた方も多いかと思いますが、フィリピンでも見ることができるようになりました。
開催されているのはソレラリゾートという湾岸エリアにできたカジノに併設されています。たまたまカジノ視察で訪れた際にライオンキングの看板を見つけ速攻で会場に向かったのですが、私がフィリピンに行った2月中旬はまだ準備中で見ることができませんでしたが、次回訪問時はぜひ見たいと思います。なお、当然かもしれませんが英語での開催です(タガログ語で無いことをスタッフの方に聞きました)
閲覧料は平日で1,900ペソから6,500ペソですので、ほぼ日本と変わらない金額かと思います。なので、いつも不思議に思うのですが、現地の人が気軽に見に来ることは想定していないということなんですかね?平均的な毎月の給料が30,000ペソの一般サラリーマンが見に来るには高過ぎる気がするのですが、それでも席が埋まるということは平均という言葉に騙されているのかもしれません。
暫くは良い席が取りづらいでしょうから、ご覧になりたい方は早めに予約されることをお勧めします。
さてこのソレラリゾート(公式HP)ですが、800室という大規模なホテルを併設する施設となっています。カジノは絢爛豪華な内装となっており、多くのフィリピン人ではなく中国人で賑わっていました。なお、このマニラ湾岸エリアはカジノ並びにコンドミニアムも含め中国資本による開発が盛んであることから、中国人労働者もこの湾岸エリアに住み始めています。実際、SMDCのコンドミニアムでも従業員用に複数の部屋の賃貸依頼を受けたと仲介業者が言っていました。
私自身カジノでブラックジャック等人を介するゲームのルールを知らないのでプレイできていないですので、次回行くまでに1種類くらいは覚えておきたいと思います。なのでスロットをやったのですが、今はすべて機械任せになっているのでしょうか、このカジノでは単にお金を入れるだけという味気ない設定となっていました。
またこの施設の中にお洒落なジプニーも展示されていたので共有させて頂きます。
更にオカダマニラとのカジノ兼ホテルもあり、フィリピン政府が進めるエンターテインメントシティになりつつあります。しかもこれらの施設が中心部並びに空港からアクセスが優れるというのがアドバンテージだと思います。
カジノについて日本も今更感がありますが、カジノ法案がやっと通り実現に向けて進んでいるようですが、関東では横浜みなとみらいにできるようです。
正直、東京から遠すぎると感じませんか?横浜には魅力的な観光施設があるのですが、東京からの近さ故、観光客は日帰りで訪れそのまま東京に帰ってしまうことからホテルの宿泊需要は弱い地域ですので、カジノを作り周辺ホテルの宿泊需要を喚起したいというホテル業界からの要望も強いのかと察します。
現時点でもアジア諸国の何処でもカジノ施設がありますので、横浜までわざわざ来るメリットが無いと集客は苦戦するかもしれないなぁと心配しています。
本記事の最後となりますが、現在フィリピンを訪れる外国人観光客は7百万人弱です。徐々にではありますが治安が改善し人々のイメージも良くなりつつありますので、英語が通じ観光資源が豊富なフィリピンを訪れる人は確実に増えていくものと考えています。またGDPの成長によりビジネス客も増えるものと思います。
日本も2012年は8.3百万人しか外国人が来ていなかったのですが、それが去年は28百万人を超えたといわれています。その時何が起こったのかというとホテル不足による稼働率の急騰並びに客室単価の大幅上昇であり、それでも足りない部屋を求めて民泊へ流れました。
フィリピンにおいては近い将来において外国人旅行者等が急増することはなさそうですが、民泊用にコンドミニアムを今のうちに取得しておいて損はないと思います。
仲田