リタイアメントビザ取得_フィリピン編

前回までの記事(詳細はこちら)の通り、ビザ取得のために必要となる犯罪経歴証明書とセレンドラの登記簿謄本原本を持って2018年6月1日にフィリピン退職庁に行ってきましたので、ご報告いたします。

まず結論から先に申しますと、現時点ではリタイアメントビザは取得できておりません。
というのは、コンドミニアムの権利証を持っていれば預金(50,000ドル)をする事無くリタイアメントビザクラシックを取れると思っていたのですが、手続き上は一度預金をする必要があることが判明しました。
なおビザが発行され、コンドミニアムの権利証を渡すと預金全額の引き出しが可能となります。

以上整理しますと、手続きは下記の通りとなります。

①フィリピン退職庁にて退職ビザ取得のための預金入金口座を開設依頼をする
②フィリピン退職庁指定の銀行にて、当該口座を開設する
*具体的な銀行は下記の通りです。私は、開設が容易なBank of Comerceにしました。実際、開設まで1時間程度で出来ました。

PRA Deposit Banks③当該開設口座へ50,000ドルを振り込む(海外送金等による)
④振込した銀行より預金証明書が発行(2~3日程度)され、それを退職庁へ提出
⑤フィリピン退職庁にてリタイアメントビザ発行手続き(2週間~1か月程度)
⑥リタイアメントビザ取得

⑤の申請期間中はフィリピン国内旅行は出来ますが、日本を含む海外へは原則出られません(パスポートは取り上げられているため)。原則と書いたのは当然、やむを得ない事情によるものです。期間については実際は2,3週間が通常のような話しぶりでした。

 

さて、コンドミニアムを既に取得している場合の預金払い出し手続きですが⑥のリタイアメントビザ取得後、コンドミニアムの権利証を提出してから1か月程度で預金払い出しが可能となるとの説明でした。
従って、約2か月程度でお金が返ってくることとなります。

 

その他、当該コンドミニアムを賃貸に出してよいのか、当該コンドミニアムを売却する場合のビザがどうなってしまうのか、毎年の更新料支払方法等についてご質問等ございましたら、遠慮なくE-mail、電話頂ければと思います。

 

仲田リアルエステート株式会社

連絡先:080-6631-3939
Mail:nakata.re@philipinvest.com
代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

 

最後に余談となりますが、訪問した日はアメリカバスケットボールNBAファイナルが開催されており、職員が勤務中に真剣に見ていました(写真中央奥にテレビがあり、スタッフが立って見ています)。
日本でこれをやったらお客さんから怒られるでしょうね!

PRA

このような光景は、マニー・パッキャオとメイウェザーとの対戦以来です。

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