フィリピンの秋葉原?

 

その軽さ(1㎏以下)という持ち運び性を重視して日本で購入したASUS:Zenbookのノートパソコンですが、モニターに砂嵐が発生する症状が発生しました。
(決して落としたわけではなく、通常の使用でこのようなトラブルが発生しました、後ほど分かったのですが、このモニターの問題は同機種で多数発生しているようです。)

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という事で、販売元のASUSに連絡したところ、

検証するだけで6,000円、修理代は5,000円に交換パーツ代(修理センターより検証後見積発行 *おそらく3万円以上?)という金銭的に厳しい見積もりを受領しました。

購入金額が10万円以下でしたので、モニターだけの修理でこれを払う気にはなれず、修理についてネットで検索していたところある業者が全く同じ製品で同じ症状が発生したとの記事を拝見しました。

その記事では、同機種で多数の問題が発症しておりリコールになるのではないかと書かれおり早速当該会社へ連絡&見積依頼してみたところ、記事の通り実際に修理した&問い合わせが多いという回答でした。

 

当社からは迅速にメール返信&見積書を頂きましたが、いかんせん価格がやはり高く(総額4万円以下)ならざるを得ないという回答をでした。

(なお、この液晶の問題についてリコール対象とすべきであるということをASUSに伝えましたが全くの無視でしたので、帰国の際に商品のリコールを統括する部署等へ今後問合せしたいと思います。)

 

次なる手という事で、現在フィリピンにいるのでフィリピンのパソコン修理会社へと聞いて回りました。

1つ目はBGCのマーケットマーケットの電気屋に行きましたが、修理は対応していないとの事でASUSの正規修理代理店を案内されました。
場所は同じBGCの北側に位置しています。


BGCの高層オフィス街の1階に所在し、広々と清潔な空間(お客さんも皆無)の店舗でしたので、高いだろうという予想はしていましたが、₱17,800(約37,000円)と日本でやるのとほぼ変わらない水準でした(当然値下げ交渉は可能かと思います。なお外国人とフィリピン人で価格差があるのは当然の国です)。

 

そこでフィリピン人ならパソコン修理で何処に行くと聞いたところ、Gilmoreという回答を得たので早速週末に行って来ました。
場所はケソン市内で、MRTとLRT2号線が交差するクバオ駅からLRT2号線で西に2つ目の駅です。

電車で行けるので、(祝日であれば)日本人でも安心して向かう事が可能かと思います。
なお、このGilmore駅入口にこの電車が日本のODAにて建設されたことを示すモニュメントが有りました。フィリピンの鉄道関連については、多くの開発で日本が関与している事を改めて感じさせられました。DSC08523

 

駅から出るや否や、突然声を掛けられLaptop、Monitor、Repairなど口に出しとお客さんの勧誘をしている人が多くいました。

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この建物の中に入ってみると

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中は複数の小規模店舗が集積していました。

私の父親が大の秋葉原好きで、Windows95の発売、秋葉原駅前の巨大平面駐車場・バスケットコートがあったころの記憶もあるのですが、当時の秋葉原のようなややマニアックな感じが出ている空間でした。

さて、このお店の1つにて9,000ペソ(約18,900円)にて修理可能であるとのことで、正規修理店の半額程度という嬉しさで値切ることを忘れて発注してしまいました(おそらく7,000ペソくらいまではイケたと思います)。

部品の到着まで1ヶ月かかるとの事ですが、ちゃんとした部品が届くのか、或いはフィリピンクオリティのものとなるのかについては、修理が完了しましたら改めてお知らせしたいと思います。

 

最後に、日本の秋葉原はお店の数・その広がりが世界レベルかと思いますので比較するのは失礼かもしれませんが、フィリピンで中古のパソコン・修理等を考える場合、選択肢として挙げられる場所ではないかと感じました。
(もしここ以外でお薦めの中古パソコン店・修理店をご存知でしたら、教えて頂けると嬉しいです。)

 

仲田リアルエステート株式会社

連絡先:080-6631-3939
Mail:nakata.re@philipinvest.com
代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

 

*9月30日更新

 

1か月程度モニターの調達に時間を要すると聞いていたので、気長に待っていたところ約2週間で商品が届いたとのテキストメールが9月27日に来たので、週末に伺いました。

到着し発注書を手渡すと、店員が後ろにある棚から梱包された商品をおもむろに開けると、ASUSのモニターでしたが他の種類のノートパソコンの画面で有ったので、やっぱりフィリピン有る有るで他の商品と間違えてメールが来たのではと感じていたところ、改めて商品棚を探し出すと確かに私が発注したピンクゴールドのZenbookのモニターが出て来ました。

当パソコンは既に生産ラインから外れているものですが、メーカー在庫から取り寄せたものか新品のモニターでした。

というのは、日本の修理会社へ問い合わせした際は中古の美品と取り換えると言っていたので、これは嬉しい驚きでした。

 

早速持ってきたパソコンを渡すと、その場でパソコンを解体しモニターの交換作業に取り掛かり約30分程度で作業が終了し購入時と同じ輝きを取り戻しました。

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このモニターの原因を聞いてみると、下の写真の接続部分が非常に繊細でここに接触不良が生じてしまうとこの部品の修理ではなくモニター全体の交換が必要となるとの事で、モニターの開閉は丁寧に行ってくださいとのアドバイスを貰いました。

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フィリピンにて、パソコン等の不調でお困りでしたら一度Gilmoreに行かれることをオススメします。
(街頭での客の呼び込みはややうっとうしいですが・・・)

 

 

改めてASUSの故障カスタマーサービスは使えないですね。問題が何かを検証するだけで6,000円掛かるというのでは誰もお願いしないと思います。海外ブランドのパソコンを購入する場合、3年程度の保証を付けるべきであることを勉強させられました。

 

仲田リアルエステート株式会社

連絡先:080-6631-3939
Mail:nakata.re@philipinvest.com
代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

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