シンプルな造りではありますが、好立地物件を低価格で作っている8990ホールディングスのUrban Decaシリーズで、現在販売中のクバオ物件をご紹介します。
Urban Deca Tower Cubao
最寄駅はMRT3号線のクバオ駅で、徒歩3分と近接しています。
EDSA沿いに面していることから車でのアクセスも良好ですが、騒音・排気ガス等の悪影響を考えると西向きの部屋・なるべくEDSAから離れた部屋が良いと感じました。
前面道路(EDSA)
南側&北側道路
お勧めの部屋の向きは、南向きだと思います(窓が小さいので、それ程違いは発生しませんが)。
南側にはカレッジ(Samson College Of Science and Technology)があり、低層の建物であるのと(将来的の建て替えも中層程度ではないかと推測)、オルティガス・BGC・マカティの夜景が見れるのもこちらの方角です。
平面図
図面上部が東側:EDSA側で左が北側、右が南側、下が西側です。
一部内部のお見合いルームが設置されています。
なお、月々の管理費用を下げるためという口実か、コンドミニアムの共用設備(プール・ジム等)はなく、ランドリールームは低層店舗に設けられる予定との説明でした。
間取り図
部屋のタイプはStudioと1ベットルームですが、実態はStudio2つを1つにしたものを1BRにしているだけです。
モデルルーム
現地建設現場にモデルルームが併設されており、Studioタイプは引渡しの状態で1BRは内装を施したサンプルとなっています。
モデルルームですのでシングルベッドが置いてありますが、実際の利用としては2段ベッドを2つ置くのが主たる利用方法になるかと思います。
販売価格
サンプルで受領した低層階のStudioタイプは、
2,267,260ペソ(約544万円) 13.82㎡
単価は164,056ペソ/㎡です。
割引は3%~4%適用されるとの事です。
支払方法は、予約金と6.5%の手付金の後、23カ月に分けて5,777ペソ/月を支払うだけで引き渡しを受ける権利を受けられますので、自己資本の有効活用には適していると思います。
必要合計自己資本:約282,000ペソ
なお竣工時には2百万ペソ超を8990ホールディングスによる25年ローンが利用できる可能性がありますが、当該金利は9.5%、月額19,291ペソ(25年合計で579万ペソ!物件価格よりも高い総支払額!)ですので現実的ではないでしょう。
運用想定
本物件は周辺に大学・専門学校が集積する場所に所在しており、またMRTで通勤する新入社員等からの賃貸需要が期待できますので、Studioタイプにて2段ベッド入れてシェアハウス的に使うのが最適だと思います。
なお、Airbnbでの運用も本ディベロッパー物件は可能です。
賃貸収入
6,500ペソ×2名=13,000ペソ/月
156,000ペソ/年
グロス利回り
156,000ペソ/約217万ペソ(割引後)=7.1%
本運用の場合、内装工事費用としては2段ベッド・小冷蔵庫・小ダイニングテーブルセット程度の少額支出で事足ります。
8890ホールディングスとしては、平米単価がやや高いのではと感じましたが、EDSA沿いでありMRTにも近接した大規模画地であることを考えますと、妥当な水準かもしれません。
約2年後の竣工を予定していますが、本年度もフィリピン経済の高成長が期待されることから不動産価格についてもコロナ禍前の水準に戻していくのではないかと考えています。
ご興味を感じられたお客様がいらっしゃいましたら、より詳細をご説明申し上げますのでご連絡いただければ幸いです。
KAKEHASHI Rea Estate
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*インスタグラムを始めました。
フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。