ガーデンタワーズの内装工事選定「カーテン」
本物件のガーデンタワーズの特徴としては、天井まで広がる高い窓です。
(窓清掃して欲しいです・・・)
南側に面しており、6階という低層ではありますがサンローレンゾビジッジ側であることから、眺望が確保されており隣接建物等からの視線を遮る必要はありません。
白いレースカーテンがあれば概ね事足りるという感じだと思います。
外光からの光を遮るものとしては、フィリピンでは下のようなブランドが主流となっています。
1ロールで横にあるひもを引くことで、ブランドを上下に動かします。
レース状のものはありませんので、外からの目線のみを遮りたいというような使い方は出来ません。
また、高級物件を中心にカーテンを付けている物件もあります。
こちらはレースカーテンもあり、日本とほぼ同じだと言えます。
以上の2商品の比較をしてみたいと思います。
・ブラインドは、その価格の安さが魅力的です。また遮光性の素材を選べば、日差しを完全にシャットアウトしてくれます。
一方で、窓と窓との間の隙間が発生してしまうため、その隙間からの光を防ぐことが出来ません。
またその素材の特性から、窓からの熱流入を防ぐことが出来ません。
フィリピンは冬がありませんので寒さ対策は不要ですが、エアコンで最強稼働設定をしても部屋が涼しくならないほどの暑い季節があるのと、電気代が日本と変わらない水準であり常にエアコンを稼働させる必要があることを考えると、遮熱性という点でブラインドは劣ります。
・カーテンは、(商品による価格差が大きいですが)レースとカーテンの2点で構成されることから、目隠し程度のみ欲しい場合レースのみ広げるといった使い方が可能です。
また遮光性・遮熱性にも優れています。
なによりもそのたたずまいは美しく、部屋をより一層豪華なものへと演出してくれます。
しかしながら、その価格はフィリピンではブラインドの3倍前後という水準となります。
本部屋の特徴は、
・視界を完全に遮る必要はない
・窓数が少ないので、それ程遮熱性を考慮する必要がない
と言えます。
したがって、ブラインドでも機能としては事足りてはいますが、この高い窓の特性を活かしたより開放的な空間を演出したいと考えていました。
そんな中で、インターネット検索にて「バーチカルブラインド」なるものを見つけました。
(参照:Just Cartain HP)
直訳すると垂直型ブラインドということです。
日本でのバーチカルブラインド利用者から「冬場の断熱性が弱いことから、寒さ対策に向いていないと」いう意見が見受けられますが、冬のないフィリピンで使用する場合にはそのネガティブポイントは考慮する必要はありません。
以上のことから、「バーチカルブラインド」を採用することを決めました。
しかしながら、このバーチカルブラインドをフィリピンで買えるのか、というのが次の課題となります。
初め日本で買って持ち込むことも考えJust Cartainさんに問い合わせしましたが、ブラインドのレールを持ち込むのは現実的ではないことから、フィリピンでも買えるのかネット検索をしてみました。
その中で、「LUXDEZINE」というお店がBGCにお店を構えているので、まずは話を聞きに訪れました。
(Google Mapの場所がずれていますが、MC Home Depot内にあります。)
同店舗は韓国資本のお店との事で、ブラインド・カーテン並びに今回のお目当てのバーチカルブラインドも取り扱っていました。
また実例として、ガーデンタワーズでの施工も行っているとの事でHPで掲載している写真を見せてもらいました。
(同社ページ写真)
また下の写真は、BGCのグランドハイアットレジデンスの施工例です。
写真からも窓の高さを活かせる開放的な空間演出に、当バーチカルブラインドは適していることが感じられます。
無料で実寸法を測ってくれるとの事で、後日実測してもらい見積書を含めた以下の施工イメージを頂きました。
ブラインドは両側開きとして、窓枠外に20cm・15cmの幅を持たせることでブラインドを全開した際に視界を遮らない仕様となっています。
また、寝室側の窓は下1枚分壁となっていますが、デザインの観点から床までの高さに合わせてもらっています。
なお、床とブランドの幅を標準の1cmではなく0.5cmを要望しました。
工事期間は、半金支払い後1週間で裁断し施工自体は半日もあれば可能との事です。
本件私の施工金額は、割引後で76,000ペソ(約18.5万円)でした。
カーテンの場合、12万ペソ程度が見込まれていたので、それよりは安く出来たとは思いますが、通常ブラインドであれば4~5万ペソで済ませられると思います。
施工後、改めてご報告致します。
KAKEHASHI Rea Estate
091-6551-5599
+818066313939
nakata.kakehashi@gmail.com
*インスタグラムを始めました。
フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。
2023年5月5日追記更新
ブランド設置後の写真をアップさせて頂きます。
外からの視線を感じることは無いのでブランドを閉める必要はないのですが、あえてそのままにしておいた方がお洒落な雰囲気づくりに寄与するように感じています。
周辺の環境によりブラインド・カーテン・バーチカルブラインドを選ぶべきであるとは思いますが、今回採用したバーチカルブラインドは選択肢の一つとして加えて良いのではないかと思いました。
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