フィリピン不動産会社が日本で不動産開発をする時代の幕開けと言えるのではないでしょうか?
今までは、日系企業が少子高齢化で先細りとなりつつある国内市場に代わる市場としてフィリピンへ進出してきました。直近でも野村不動産がフェデラルランドと7,500億円の不動産開発投資をすると発表しています。
この動きは今後も続くとは思いますが、逆にこんなに早くフィリピン企業が日本で不動産開発するとなるとは思いもしませんでした。
それだけフィリピン人が豊かとなり、海外に資産を持つ時代になりつつあると言えるのかもしれません。
今回ご紹介するのは、
ダブルドラゴン社によるニセコリゾート開発です。
フィリピン国内にてパサイ市のHotel101の大成功を皮切りにFortbonifacioでも先日同ホテルが開業しています。
このNISEKO案件が初海外出店となりますが、スペインのMadridでの開発も既に公表されています。
NISEKOホテルプロジェクト概要
・所在地:北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ4条1丁目
レストランやバー等があるひらふ坂よりは距離がありますが、県道沿いに面しており視認性は高いものと思料します。
・部屋数:482室
・部屋面積:21㎡(6.35坪)
販売価格:
3,766万円(593万円/坪)
現在提供中、割引(140万円)後価格:3,626万円(571万円)
想定利回り
ダブルドラゴンのホテル収支想定による客室単価:2万円で固定した場合における各稼働率による利回り(*30%を投資家に配当。なお10日間の無料宿泊相当額を収入に加算)は以上の通りです。
以下に、365日前提で10日間の無料宿泊相当額を含まない場合の利回りを試算しました。
まずホテルの宿泊単価ですが、対象地の隣りにあるホテル「ミッドタウン ニセコ」がその部屋の広さ:18㎡と近似していることからベンチマークになるものと考えられます。
現在を含めたスノーシーズン以外は10,000円程度、12月後半から1月、2月の平日で35,000円程度、ピークで51,000円との値付けとなっています。
以上の考察から、トップシーズンの約80日は高単価(35,000円)&高稼働(90%超)が期待できますが、それ以外の285日は平均して10,000円とすると15,000円程度が現在の単価ではないかと思料します。
なお、強調して伝えたいのはこの単価は現在時点の数字であるという事です。
本ホテルが竣工する約4年後がどの程度の水準となっているか次第とも言えます。その時の為替レートも重要ですが、例えばホテル開業10年目(現在から14年後)において、近隣アジアにてパウダースノーが楽しめる希少なスキーリゾートNISEKOとして、経済成長した多くの東南アジア諸国の人々が訪れる場所となっている可能性もあります。
また販売価格について、坪単価571万円というのは現時点では高い水準であると言えます。
しかしながら、ニセコで購入できるコンドミニアムは100㎡超と言った広い部屋で1億円以上するものが多数であることから、気軽に投資できる金額ではありません。
このダブルドラゴンの総額:3,626万円というのは、その点で希少性があるものと考えられます。
(友人からの話によると、今後小規模な部屋の建設が不可となる可能性があります)
スキー&スノーボードが好きで、自己でも使用しつつキャピタルゲイン狙いで投資をお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ご連絡いただければ幸いです。
KAKEHASHI Rea Estate
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*インスタグラムを始めました。
フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。