コリアーズより2023年第3四半期(7-9月)のレポートが出されましたので内容を見ていきたいと思います。
コロナ禍の終焉に伴う海外駐在員がフィリピンに戻って来ている事と現地フィリピン人が職場付近に住む需要が戻りつつある点を挙げています。なお、これは今年の頭から言われていたことです。
・空室率
前四半期と比べて▲0.1%となり、17.1%と改善はしましたが高止まりと言えます。
2023年末には17.0%になると見込まれていますが、ほぼ横ばいと言えます。
・賃料
空室率の改善はほぼ見られませんが、前四半期と比べて+1.2%となり、704ペソ/㎡と増加しています。
2023年末には707ペソ/㎡と前年比+3.2%になると見込まれています。
・価格
前四半期と比べて+0.7%となり、200,880ペソ/㎡と増加しています。
2023年末には202,290ペソ/㎡と前年比+3.3%になると見込まれています。
やっと平米20万ペソに戻ってきたという感じでしょうか。
2027年末(4年後)には222,330ペソ/㎡となると予測していますが、上がるスピードがゆっくりであると感じます。
(参照:Colliers)
以上の通り、メトロマニラのコンドミニアム市況の回復には時間を要すると見込まれていますが、一方で郊外・リゾート物件の販売はコロナ禍もあったためか、好調であるとのニュースを聞きます。
一例として、DMCIが直近販売開始しましたバタンガス地域の「Solmera Coast, HP」をご紹介します。
場所
マカティから120km、2時間程度の距離に位置しています。
なお、プエルトガレラ等のダイビングで有名な場所とは反対側であり、現時点では何もない場所と言えると思います。
7.5ヘクタールという広大な土地に5つのプールのほか、ジム・レストラン等を設け、1stフェーズとして2027年2月(約3年3か月後)に中層建物5棟の竣工を予定しています。
(DMCI より参照)
コンドテル(ホテルの1室と販売&運営)として販売開始しており、その部屋面積&販売価格は
34㎡のStudioで710万ペソ
91.50㎡のStudioで1,700万ペソ
です。
単価は19万~20万ペソと上記で見ましたメトロマニラの価格とほぼ同じ水準となっています!
驚くべきはその売れ行きです。
2023年8月7日に販売開始し、9月15日時点で800戸(93%)が予約済みとニュース記事に書かれています。
プレビルドの場合、予約金+アルファで物件を抑えることが出来て、将来的なキャピタルゲインを期待しての購入も多いかとは思いますが、それでもバタンガスの外れた地域での好調な売れ行きを考えますと、メトロマニラにおいて所得の増加に伴い近郊レジャー需要の増加を見越した動きが出てきたのではないかと感じています。
KAKEHASHI Rea Estate
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*インスタグラムを始めました。
フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。