メトロマニラ地域においてコンドミニアム価格が上がってしまい、短期的なキャピタルゲインが見込みにくい市況となりつつあります。一方で、外国人は土地を保有することが出来ないため戸建を買って転売するというのは、法的なリスクを伴います。
以上の点を踏まえ、新しい投資方法として今回ご紹介するのは戸建開発プロジェクトに対する共同投資です。
つまり、土地を保有することなく需要の旺盛な戸建開発のリターンを享受することが出来るという投資商品と言えます。
プロジェクト概要
パンパンガ州
パンパンガはマニラの北西約70km~100kmに位置しており、クラーク空港もこのパンパンガ地域に所在しています。
現在日本のJICAの資金提供の元進めている高架式鉄道の建設が進められており、将来的にはメトロマニラとクラークまでつながり、1時間以内(運行速度;160km)で両駅間を結ぶ予定です。
(フィリピンにおいては鉄道建設計画が何度も出ては消えてを繰り返していますが、今回は日本のJICAの資金にて作られていますので、完成することを期待しています。なお、完成は2029年と見込まれていますが、+2、3年が現実的だと思います。)
当鉄道が運行すると、パンパンガ地域はメトロマニラの通勤圏となりベッドタウンへと変貌していくものと考えられます。
現在のパンパンガ地域の人口は約250万人ですが、2000年は約180万人でしたので+70万人増えており、長期的予測では2030年に300万人、40年に340万人、50年に370万人、60年には400万人まで増える見込みとなっています。
まさに今後成長していく地域と言えます。
サンフェルナンド(物件所在地)
サンフェルナンドは、パンパンガ州の州都であり地理的にパンパンガ地域の中心に位置しています。人口は35万人(2020年)であり、高速道路周辺と国道沿いに路線商業的なモール・店舗が多く展開しています。また高速道路脇にセンチュリープロパティズが開発したAzureNorthがそびえ建っています。
モールとしては、SM シティ/ロビンソンがある他、S&R メンバーシップ・ショッピングが既にあります。
また、メガワールドによる「CAPITAL TOWN PAMPANGA」の工事が進んでいます。
35.6ヘクタールという広大な土地に事務所・商業・住宅・ホテル並びに学校等を含めて総合的な街を造っています。
(参照:メガワールド)
また、前述しました高架式鉄道の駅「San Fernando」も工事が進められています。
更には、サンミゲルがブラカン地域で進めている新国際空港も至近距離に位置しています。
Youtubeの動画の通り埋め立て工事は進んでいるようですが、最終的に空港として開港出来るのかわかりませんが、個人的には現在のマニラ空港は、
①ターミナル間も内部で移動できない等、機能的ではなく不便であること
②敷地が狭く、今後更なる離発着枠を増やすことは困難であること
③空港がマニラ都心部に空港がある必要はなく(市街地墜落リスクもある)、またこの土地を売却することで政府に多大な資金を得ることが出来ること
から、当ブラカン空港の開業と高架鉄道が乗り入れマニラから電車で行けることを条件に、将来的には廃港になるのではと考えています。
対象地:Villa del Sol
今回開発を進めている土地は、ヴィレッジと呼ばれる宅地開発地域内(Gateの内側)に所在しています。
上記メガワールドのCapitol Townには直線距離で500m、サンフェルナンド駅まで1.7km、SMシティまで3.5kmと交通利便性の高い場所に位置しています。
土地情報
敷地面積:273㎡ (No:124)
写真
西側が公開空地となっている南側道路(幅員約8m)の長方形敷地です。
なお、フィリピンにおいては対象地域が洪水の発生する場所であるかどうかを確認する必要がありますが、対象地は無し或いはLow エリアに属していると考えられます。
建築プラン
2階建として敷地裏側にプールを設けた高級仕様の戸建を計画しています。
建物延床面積:約302㎡
プール:32㎡
工事期間:約6カ月
予定販売価格:2,300万ペソ
プロジェクト収支想定
本開発プロジェクトの収支想定です。
・土地取得費用:390万ペソ(14,285ペソ/㎡)
・建物建築費:878万ペソ(29,073ペソ/㎡)
・プール&プールデッキ:95万ペソ
・フェンス等外構&庭工事:86万ペソ
・内装費用:50万ペソ
・デザイン&許認可取得費用:10万ペソ
以上、費用合計:1,509万ペソ
その他費用
売却仲介手数料:115万ペソ
プロジェクト管理費用:161万ペソ
税金等:58万ペソ
販売価格:2,300万ペソ
純利益:458万ペソ(利益率:20%)
総プロジェクト期間:10カ月
ビジネスパートナー
本件開発を進める私のビジネスパートナーは、以前ご紹介しましたVilla(参照)を開発&運営するフィリピン人不動産会社社長です。
また彼は戸建リノベ再販を同地域で行っています。
約400万ペソ弱の内外装工事を実施し、1,390万ペソで売却し、233万ペソの利益(利益率17%)を得ています。
当リノベ再販プロジェクトで採用したデザイナー・建設会社にて、今回の戸建開発プロジェクトを行う予定です。
共同投資の募集
以上の戸建開発プロジェクトに対してエクイティ出資をして頂ける方を募集しています。
最低出資金は50万ペソ(約136万円)で、想定通りの収支の場合、+128,000ペソ(約346,880円)の利益となります。
投資期間は10か月を予定しています。
戸建開発プロジェクトにご興味がございましたら、ご連絡いただければ幸いです。
KAKEHASHI Rea Estate
091-6551-5599
+818066313939
nakata.kakehashi@gmail.com
*インスタグラムを始めました。
フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。