2月4日~2月12日の9日間に渡り投資家&ビジネスパートナーと共にシャルガオ島の土地視察と島の北側エリアの調査に行って来ました。
毎回来るたびに新しいレストラン・ホテルが出来てきており、街の発展を感じる機会が非常に多いです。
なお2月のシャルガオ島は、一般的に雨季に当たるためおススメ出来る季節ではありませんが、当9日間の天気を振り返りますと
晴れ:5日
晴れ&雨:1日
雨:3日
ですので5勝3敗1引き分けと言った感じで、雨季としては十分に晴れたのではないかと思います。
①ホテル開発用の土地探し
前回10月の訪問の際に視察した土地を第一候補として考えていたのですが、それが売れてしまいました。
投資家様へお送りした物件概要書です。
Google Map
Tourist Roadから1本入った閑静で自然が残された場所であり、クラウド9にも近い利便性の高い希少な場所でした。面積は約2,300㎡と小規模開発に適したサイズであり、販売単価は12,000ペソ/㎡と売主の売り急ぎ事情によりマーケットより安い水準で販売されていました(最終的な成約価格は11,000ペソ/㎡)。
人気の物件の条件は、
・マーケット水準以下の物件
・道路アクセスが優れている(主要道路・広幅員道に面している・車でアクセス可能・舗装されている)
・面積が大きすぎない(1ヘクタールと言った大規模画地の売り物が多い)
・権利証がある(納税証明書だけの売り物件が散見される)
です。当然ですが、ロケーションは1番目に来ます。
他の候補物件として、Kermitと言うヨガ施設もある老舗リゾートホテル付近の土地売り情報を視察してきました。
Google Map
昨年末より販売しており、既に土地「C, F,G,H,I」は成約済みとの事です。
土地単価は、募集₱15,000/㎡に対して₱13,500ペソ/㎡は応諾可能で、それ以上は要交渉と言った感触です。
本物件は、接道する開発道路が5.0m確保してくれるとの事ですので、車のすれ違いが可能な幅員となっています。また分筆する前の権利証があるので、分割後の権利証も問題なく発行できるものと考えられます。
上記の通り、シャルガオ島は投資家・シャルガオに別荘を設けるフィリピン人等より土地需要が非常に高い状態です。
投資家様と建物プランを含めて協議を進めていますが、検討に時間を要しますのでその間に土地が売れてしまう可能性が高いです。
以下にAI検索によるシャルガオ土地価格を添付します。
コロナ前の2018年以降、2021年末のスーパー台風の被害を受け多くの建物が崩壊してしまいましたが、それ以降の復興&新規開発がさらに進んでおり、土地価格は6年で約3倍となっています。
私の認識ですと、
クラウド9南側のビーチフロント土地:50,000~60,000ペソ/㎡
Tourist Road沿いの商業地:20,000~50,000ペソ/㎡
Touristより1本入った住宅地:10,000~15,000ペソ/㎡
です。
また、シャルガオインターナショナル空港の拡張(ないし移転)計画調査に対して昨年末に大統領が署名しており、シャルガオの住民・ブローカーの認識としては、確定済みという認識を持っており、それに伴い今後は土地価格の上昇が急ピッチとなると見ています。
(移転となる場合の)新しい飛行場の場所は公示されていませんが、現在の飛行場より北側になるという噂を聞いたことがあります。
また、クラウド9を含むGeneral Luna地域の混在しつつある中で、フロンティア精神・感度の高いヨーロッパ人等はパシフィコエリアへ行動範囲を拡大させています。
また希少なビーチフロント土地も募集価格で25,000ペソ/㎡で売りに出ており、General Luna地域の半値程度の単価です。なお、パシフィコエリアはビーチ裏側に山が迫っているので、大規模な街となる可能性は低いと感じていますが、その分土地の希少性があるとも言えます。
山側土地は、自然が残されていますのであまり伐採等を行わず緑を活かしたエコフレンドリーなホテル造りが可能です。
ホテル第2号案件としては、パシフィコエリアに造りたいという気持ちが高まりました。
その背景としては、今回初めてシャルガオ島北部へ視察へ行ったのですが、その残された自然とサーフポイントに感銘を受けました。
北側地域には、ホテル・レストラン等が限られるため、しばらくの間はパシフィコエリアからバイクで北部へアクセスするという形になるかと思います。
以上、その1では土地情報をお送りしました。
シャルガオ島に興味のある日本人を増やしていきたいと思いますので、気軽にお問い合わせください。
KAKEHASHI Rea Estate
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フィリピンの不動産にまつわる情報を中心に発信していければと思います。