2017年第4四半期から発表となったコリアーズのホテルレポートについて見ていきたいと思います。
ホテルのレポートが出されるようになった背景を推察するに、
①フィリピン国内の治安が良くなりビジネス客並びに観光客がフィリピンを訪れるようになったこと
②マニラなどの都会に住む人の所得が増加し余暇を楽しむ余裕が出てきている
ことからホテルセクターが注目されるようになったものと考えています。
(ちなみに日本においてはインバウンド客の増加によりホテル業界は潤っていますが、それでもホテル宿泊需要の約85%は国内客であり、その国内宿泊者数は減少傾向にあります。)
さて①の訪比数は2016年の597万人から662万人と+65万人と増加しており、②についてマニラでは1人当たり$9,000に達しているとのニュースもあります。
では、1泊あたりいくらか見てみますと、マカティでは$98!と10,000円を超えています。
高級ホテルを含んでの客室単価でどのホテルが含まれているか不明ですが、平均で10,000円の水準というのはフィリピンの物価水準からするとやはり驚きです。
特にボニファシオグローバルシティは客室単価・稼働率ともに有望としており、理由としてBPOビジネス客の利用が旺盛であり、またフィリピン証券取引所がBGCに移転してきたことも加わり、今後2、3年は好業績になるとコリアーズは見ています。ボニファシオグローバルシティでの民泊は高稼働であると言われている通り、やはり需要が非常に旺盛であることと話が一致しています。
東京のホテルにおいても年間を通じて客室単価が10,000円を超えると良いホテルというイメージがあります。例えば、J-REITの1つであるジャパンホテルリートが保有している物件にザ・ビー池袋というホテルがあるのですがこのホテルの2017年度の平均客室単価は10,623円であると公表されています。ザ・ビー池袋は駅徒歩3分とアクセスも良いビジネスホテルです。
ちなみに日本における最も高い客室単価だと言われているホテルは思いつきますか?
そうです、夢の国にある東京ディズニーリゾートのホテルミラコスタです。2016年度のデータとなりますが502室もある客室単価は65,000円!です。毎日502室売って、しかもその単価が65,000円というのは驚異的と言わざるを得ません(年間稼働率も90%と、通常ホテルの予約が取りづらいと言われる80%の水準を大きく上回っています)。2位のディズニーランドホテルも705室で60,000円です。夢の代償は安くありません。
さて、本題となりますがこのようにホテルのマーケット分析から見ても、ボニファシオグローバルシティにおいてコンドミニアムを民泊用に運用することはとても優位性があると思います。
例えば
売上:単価設定をホテルの半分、5,000円/泊としてホテルと同等の70%で稼働=638,000ペソ/年
物件価格:170,000ペソ/㎡×35㎡=約6百万ペソ
グロス利回り:10.6%
となります。
キャピタルゲインが得られる市況において更にインカムも期待できる国はほぼ無いのではないかと思います。
今年竣工を迎えるボニファシオグローバルシティの物件において、まだ上記の価格水準で購入できるチャンスがありますので、ぜひご連絡ください。優良物件をご紹介させていただきます。
併せて日本政策公庫でのローンを借りることをご希望のお客様がいらっしゃいましたら、公庫への資料作成並びに窓口での物件説明も承ります。
仲田