フィリピン、コンドミニアム開発復調 対中関係改善で_日経記事

10月16日の日本経済新聞の記事に

フィリピン、コンドミニアム開発復調 対中関係改善で

がありました。

 

記事によると、数年前は供給過剰により供給抑制していたが市況が回復し、開発が再度盛んになっているとの事で、その復調の要因は、やはり中国人でした。

 

記事に出てきているメガワールドの物件は、Park Mckinley Westかと思われます。

今年5月に販売開始して2ヶ月で完売し、価格も販売開始より15%上昇しており、現在250,000ペソ/㎡(174万円/坪)となり、2号棟を7月から販売しています。

また近くの地区で45階建のコンドミニアムとは、

アップタウンアーツ

uptown-arts-master-development-plan

であると思われます。

今月私もメガワールド担当者より話を聞いており、販売価格は320,000ペソ/㎡(222万円/坪)程度です。

 

また記事は賃貸市場についても言及しており、

「手持ち資金のある華僑や華人による実需が近年伸びている。不動産バブルの状況ではない」と話す。賃貸市場も底堅く、人気物件は家賃が年10%ほど上がるが満室が続く。

と紹介されています。

またメガワールドの担当者からは、中国人はその膨大な資金を使うべくフロアー単位で購入できるプレビルド案件を買っており、具体的には彼らが開発を進める郊外型の物件:Arcovia Project(155000ペソ/㎡)にも手を出し始めていると聞いています。

 

 

以前より私も記事の中で中国資本が入りだすとマーケットが変貌すると伝えてきました。

参照記事 2017年12月

(中国人投資家が20戸まとめて購入した、あるいは中国人から問い合わせを受けているケースが増えてきているとの事ですので、中国本土からの資金流入の幕開け=新たな価格上昇のステージ突入を感じています。)

実感としても今年に入ってからマーケット相場の上昇を感じていましたので、それが具体的に数字で表れてきたということかと思います。

なお記事の最後に

「もっとも完成後、空室が目立つ建物も少なくない。立地や住戸の設計などが借り手に合わなければ、思惑は外れ、開発ブームの波に乗るのは難しい。」

とある通り、立地を間違えれば投資に失敗するリスクはございます。

この中国資本の流入によるマーケット価格&賃料の上昇の波に乗れる物件をお探しのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡いただければと思います。

 

仲田リアルエステート株式会社
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代表取締役  仲田 一成 (なかた かずなり)

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