マニラの交通渋滞の悪さは有名ですが、その混雑しているEDSA(エドサ)通りの平均速度の記事がありましたので共有させて頂きます。
まずこのEDSA通りというのは、マカティとBGCの間を通りオルティガス・ケソンシティまで続くフィリピンの主要道路の1つです。この道路沿いに常に混雑している電車が通っています。
当EDSA通りの今年12月の平均時速は16kmです。
日本の不動産の徒歩計算距離は80m/分ですので、時速4.8kmなのでその3倍くらいです。
短い距離なら確実に歩いた方が早いことが多いのがフィリピンです。
日本の首都高も常に渋滞しているイメージなので、NEXCOのデータを参照してみると2015年の都心部の首都高で48.6km、また都内で混雑の激しいところで知られる環八は20km(7時~18時)という国交省のデータを見つけました。
私の家が池袋なので、横浜・湘南方面から帰る時に環八を使うことがあるので分かりますが、確かに混雑してはいますがフィリピンはその比では無いのが体感的には思います。
更に悪いことに、今後も人口が増えると共に経済発展により車を買える人が増加していく事は確実なので、日本のODAで作っている地下鉄が出来る2025年までこの交通渋滞が改悪することああっても改善する余地は無いと思います。
従って、マカティ&BGC付近に住みたい人も確実に増加していくと考えています。コリアーズのレポートにおいても、ドミトリーの建設を推奨しておりますが、事実、BGC徒歩圏のドミトリーはほぼすべて満室となっており、入居するのが難しいくらいの人気となっています。
BGC周辺においては、Mytownというフランチャイズで稼働しているドミトリーが有名であり、建物コンセプトに応じてプール、カラオケ、ボクシングジムといった趣向の凝らしており人気となっています。
6人のルームシェアで4,050ペソ/月(8,700円/月)で、1人部屋は人気で全く空いていない状況です。
このマカティ・BGCのドミトリー案件は投資魅力が非常に高いため、コンドミニアムホテルのようにドミトリーの部屋ごとの区分所有権という形にして日本の投資家様にもご紹介したいと考えています。利回り目線として8%~10%くらいが目標です。
しかも当該土地は、その立地の良さから今後確実に土地価格は上がると共に、付近に勤務するビジネスマンの所得の向上に合わせて家賃が毎年上がっていきますので、取得した時の利回りが最も低く、その後は利回りは上がることしかないという、魅力的な商品になると確信しております。
最後に地下鉄の話ですが、フィリピン人も日本の技術による地下鉄開通を心より望んでいる声をよく聞きます。というのは朝の通勤時間帯はバスの空席を見つけることが出来ず、何本もバスを見過ごして何とか乗れるといった状況ですので。
(一方、帰りについてはフィリピン人に残業という考えが無いので、みんな17時ないし18時の定時に帰社するため、ラッシュアワーが重なり酷い渋滞となります。もう少し残業した方が、結果バス・ジプニー待ちの時間を減らし、体力的にも楽に帰れると考えないのかと疑問に思う事がありますが。。。)
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代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)