フィリピンの2018年経済成長率は?

 

昨日、2018年の1年間におけるフィリピンの経済成長率の発表がありました。

フィリピンは2018年の後半より、コメの不作によるもの、原油高によるものと様々な要因でインフレ率が高くなり、その物価高を抑えるために、政策金利を合計1.75%上げたことから、経済活動が抑制され始めました。

結果としては、

6.2%

と過去3年においては最低の水準であり、政府目標である6.5%から6.9%にも届かない水準となりました。

一方で、アジア周辺諸国との比較においては、トップクラスの成長率であり、悲観するものではないと考えています。

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(グラフを見てみると、2009年のリーマンショック後でさえプラス圏で留まった実力は本物であると感じられます。)

 

2018年の不動産価格を振り返ってみると、中国人並びに中国資本の流入により価格並びに賃料が大幅に増加したと感じました。

新築、中古を問わず軒並み物件価格があっという間に高くなり、しかしその価格でも買い手が付いて来れていることから、その強さを感じさせます。野村不動産とフェデラルランドとのBGCコンドミニアムの価格水準がすんなりと受け入れられたことが、私としては昨年1年間の一番の驚きであるかもしれません。

2019年については、中間選挙があること、原油価格が安定している事、ドゥテルテ大統領によるビルド・ビルド・ビルド計画により政府によるインフラ投資が期待できることからも、6%を超える高成長が期待でき不動産価格の上昇も続くものと考えています。

 

仲田リアルエステート株式会社

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