フィリピン_ボニファシオグローバルシティが「フィリピンではない」理由

 

フィリピンのボニファシオグローバルシティに訪れたことがある人は、その街並みの綺麗さに「フィリピンではない」と感じたかと思いますが、そうです、フィリピンではないんです。

何が言いたいかと申しますと、フィリピンでは通常「ある」ものが「ない」から、ボニファシオグローバルシティが「フィリピンではない」のです。

その具体的なポイントを3つ挙げていきたいと思います。

 

その①:ジプニーが「ない」

フィリピンの代名詞であり庶民の足となっているこの乗り物ですが、BGCの内側(一部を除く)を走ることは禁止されていることから、ジープニーによる騒音、排煙が無いのと客待ちのための車線占領、何処でも停車するなどの交通問題はありません。

(ジプニーによる客待ちで道路の1車線を占領していることが、マニラの交通渋滞に拍車を掛けています。)

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その代わりに、BGCバスがBGC内及びマカティを結ぶ形で頻繁に走っています(運賃:13ペソ)。

 

その②:路上販売員・歩道販売店が「ない」

初めてフィリピンを訪れた人は驚いたかと思いますが、車で赤信号待ちの際に水・スナック果たしては盆栽!まで路上で売っています。

また歩道上には、レストランを拡張して椅子・テーブルを設けています。
個人的には特に問題だと感じているのは歩道上でタバコ・食べ物・小物等を販売しており、その販売棚のせいで歩道が狭くなっている、あるいは完全に塞がっていることから、下の写真のように歩行者が車道を歩かざるを得ない状況となっており、車・バイク等との接触事故の危険性が高いです。

この歩道上の販売は、当然違法であり販売許可も取っていませんので、警察等は積極的に取り締まるべきであるとは思いますが、ほぼ黙認状況となっています。
(交通量の多い一等地にタダでお店を開けるのでこれ以上良い商売はないと思いますが、これを外国人が占拠してやるようになったら社会問題となるでしょう。)

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その③:路上生活者/物乞いする人が「いない」

路上で寝てたり、お金を要求してくる人がBGC内にはいません。

従って、彼らが出すゴミも必然的に無くなりますので、街並みを綺麗に保つことにもなります。

(マニラ湾のゴミも80%が不法占拠者の住まいから出るゴミであると言われています)

 

このフィリピン、特に都会のマニラでは否が応でも目にする3つの点がボニファシオグローバルシティにはないため、フィリピンらしくなく、また綺麗な街並みとなっていることがお分かりかと思います。

 

このBGCにおいて、綺麗な街並みを作ることに成功しているわけですから、他の街にもクリーンキャンペーンを拡大することで、フィリピン全体が奇麗な国と言われるようになることを期待しています。

 

仲田リアルエステート株式会社

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