スリランカ_首都コロンボ_コンドミニアム開発

今回の記事はフィリピンではございませんが、年末年始にスリランカへコンドミニアムの視察を兼ねて旅行に行って来ましたので、フィリピン不動産との比較という点でご覧頂ければと思います。

さて、私自身もスリランカという国には初めて行きましたが首都のコロンボを除いては大自然が残された非常に魅力的な国でした。馴染みの無い方の方が多いかと思いますのでGoogle Mapを貼っておきます。
sri lankaアジアと呼ばれる地域の最西端と言った感じです。直行便で9時間です。(私の場合はお金が無いのでAirAsiaでマレーシア経由でした。でもこのAirAsiaは羽田から深夜に飛び早朝にクアラルンプールに到着するので利便性が非常に高いです。)

極東と言われる日本は東南アジア諸国から遠く感じます。その点、フィリピンは世界一の経済国になる中国と今後の成長著しいインド・ベトナムと言った国々へのアクセスは悪くないです。

 

国一番の有名なスポットは、世界遺産にも登録されているシーギリロックでしょう。

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2018年は飛躍の年とすべく、1月1日に当ロックに登ってまいりました。
気候はフィリピン同様、熱帯気候であり雨季と乾季に分かれており、乾季の現在の日中は32度程度まで上昇し行動が制限されるのもフィリピンと同じです。また島の南西側にはインド洋の波が当たり、多くのサーフィンスポットもあります。
(そこでのサーフィンは最高でした。また思った以上に日本人サーファーが訪れていました。)
また野生の象に会えるサファリツアーも人気があります。

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さて、今回の本題でありますスリランカの首都であるコロンボですが、フィリピン同様外国人でもコンドミニアムの取得は可能です。現在コンドミニアムの建設が急ピッチで進んでおり、シャングリラホテル、ハイアットホテル等の外資系ホテルブランドの出店も見られました。

DSC01084最も目を引くのはインターナショナルファイナンシャルセンターという名称で埋め立て開発を進めている場所です。
上写真のシャングリラホテルもそうですが、中国資本からの借入を前提に開発が進められているとのとこで、その支払いが滞り港の権利を中国に剥奪される状況が他の場所で起こっているらしく、状況は穏やかではないようです。

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また面白い形をしたビルがございましたので、ご紹介しておきます。DSC01110

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ネットで本物件の価格を調べてみると72㎡で2,800万円、坪130万円くらいでした。

 

最後に1つパキスタン資本の不動産会社のモデルルームがありましたので、訪れました。
このコンドミニアムでは低層階に駐車場を設けているらしく、古いトミカのおもちゃのような模型となっていました。

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担当者に色々と物件の話を聞くべく英語で話しかけたのですが、英語力の問題で明確な回答が得られませんでした。(旅行先でもそうでしたが、やはりフィリピンの英語力の高さは素晴らしいです。特にディベロッパーの担当者の英語は羨ましく感じるくらい流暢な英語を話す人が多いです。)

現在彼らの販売している物件でStudioタイプのものは約1,000万円の33㎡ですので、坪100万円です。
ですのでボニファシオグローバルシティのマーケット価格と同程度と言った感じでしょうか。
一部投資用で購入している外国人もいるとの事ですので、専らは自用のスリランカ人が購入しているようです。

スリランカの1人あたりのGDPは$3,800と現在のフィリピンとほぼ同じですが、人口は2,000万人で約1/6ですので、街の渋滞・ビル・コンドミニアムの建設数、経済活動から感じられる街の躍動感が全く違いました。
今後10年・20年後における2国間の経済格差は大きなものとなっていることでしょう。
もしスリランカで投資したいと思っても、日本からの距離もネックになりそうです。

以上の点からもスリランカでの投資は難しそうですが、同じ新興国と言われる国で投資検討比較しフィリピンのメリットを感じられたのはとても貴重な経験となりました。

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仲田

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