リタイアメントビザ取得手続きの最後となる健康診断を受けに、先週金曜日に事務局から受領した書類(詳細は前回記事参照)をもって病院にタクシーで向かいました。その書類にはパスポートの写し、写真2枚並びに検便(!?ですかね)を持って来いと記載があることに気づきましたが、職員はこの書類だけでOKだとも言っていたよなぁと思いつつ病院に到着となりました。
日本で病院に行くとなると大きな建物をイメージしたのですが、着いたところはどこかのモールで間違って案内されたかと思うくらいでした。
その建物の2階にメディカルセンターはあったのですが、思わず帰りたくなるような佇まいでした。
まず暗いです。そして人がいっぱいです。ゲーム:バイオハザードでありそうな雰囲気というのが一番わかりやすいかもしれません。
恐る恐る中に入っていったのですが、受付が分からず何度も往復しながらこんなに多く人が待っているとなると何時間かかるか不安になりつつ、とりあえず一番手前の入口に入りPRA(ビザ)というと話が早く直ぐに手続きが始まりました。
口頭で身長・体重・年齢・未婚/結婚の質問があり、すぐに検尿用のプラスチックを渡されました。
検尿を終えるとこれにサインしてくれと説明もなく署名を求められたのですが、費用が2,500ペソ(5,250円)と書かれていました。現地の人は絶対に払えないなぁと思いつつ色々な検査が入ってこの料金なのかと考えていたのですが、結局検査したのはこの検尿とX線検査と献血(薬指に針を刺し、血液1、2滴を取ってお終い)で、正味5分くらいしかかかりませんでした。
この高い費用はビザ事務局と病院との単なる金儲けの口実になっているだけなんだと終わってから分かりましたが、2つの検査においては最優先で案内されました。
検査結果は翌日病院からビザ事務局へ送っていただけるとの事で、手続きは完了し後はビザが発行されるまで待つだけとなりました。
なお、ビザの発行準備完了については電話(ないしテキストメール)でお知らせくれるとの事でしたが、最長20営業日かかる模様です。20営業日ですと実質1か月なのでほぼすべての人の観光ビザが切れてしまうことを意味しますが、ビザ申請の際に入国日と観光ビザが切れてしまう日を書く欄があるので、それに合わせて作成してくれるのかもしれません(あくまでも希望です)
ビザが発行されたら、早速コンドミニアムの権利証を提出し預金の引き出し手続きを進める予定です。
リタイアメントビザ取得をお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ご遠慮なくお問い合わせ頂ければと思います。
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代表取締役 仲田 一成 (なかた かずなり)